明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



最近撮影したデータと35ミリフィルムからのスキャンデータを合わせ、オイルプリント化候補は60カットを超えている。それを眠い眼をこすりながらゴミの除去から修正を加え、もうやることがなくなり、後はブローニーフィルムと8×10インチフィルムを残すのみとなった。やらなければばらないことがある時、他の事をせずにはいられない人を怠け者という。といったのは遠藤周作だが、私はこ仕組みを利用し、しばしば制作に没頭する。というと肝心な制作が、今やらなくて良い他の事となってしまうが、理由はどうあれ、作品の質が上がるのなら良しとしよう。 来春、我が家に粗大な荷物が運び込まれる予定である。暮れに大掃除などしない私も、いまから片付けを開始しておかないとならないだろう。幸い今日の所は制作に逃避したくとも、やりようがない。フィルムはすでに仕舞った。 ある一角を片付けてみたら、早々にニジンスキーやコクトーのオイルプリントがでてきた。まったく水臭い。こんな近くにいたならグループ展で披露したのに。箱書が頭山満の杉浦重剛の書や“マレーの虎”山下泰文、安藤お鯉こと妙照尼、市川右太衛門の色紙も出て来た。ソフトバンクの犬は北王路欣也がやっているから可笑しいのだが、右太衛門の倅と思うとさらに可笑しい。他にも妙な物がでてきたが、書いている方は結構でも、読んで楽しくはなさそうなので書かないでおく。

オイルプリント制作法

インキング映像↓

http://youtu.be/kZozcEqgKsE 

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