2012年度、同志社大学公開講座が始まった。
春秋計6回の市民講座。平常日開催なので、やはりシニアで満席。1000人の応募から抽選で400名。
今年のテーマは、「王宮と都市」。年々内容的に充実しているように思う。第1回目は、神戸大学大学院准教授古市晃氏の「古墳時代の王宮を考える」。
非常に論理的に、テンポの良いプレゼンテーションは、わかりやすく好感をもった。
いにしえのことは、やはり記紀が中心軸とは思うが、その偽りを排除し、王族と宮地域をもとに分析展開されているのは、古代史に疎い自分にとっては、頼もしき学者さんだと思った。
こんな若手の先生に、もっとチャンスを与え、古代史における斬新な考え・説を発信をし、転変地変が起こるかもしれない大いなる論争をしていただきたく思っている。(いろんな場で自論を展開されていると本日、初めて知った。)
もう一点、京田辺に都があったといわれる継体天皇のお話がなかったのが残念であり、司会の准教授がそのことの質問をしたかにみえたが、筒城宮址の紹介に終わったのは、後味が悪く感じた。
現代の世の中の出来事の大半は、当たり障りのない、リスクのないことばかりを中心に解決しているように思う。
リスキーなことは、反対者からの圧力や一般大衆からの快い声が得られないのである。
日本国にかかわる古代史ことこそ、大胆な思想が出てきてもよさそうなのである。
とにかく、若さに関係なく、勇気をだして、日本国民は、いくつかの課題を乗り越えないと、崩壊するのではないかと不安になって来る。
生きるってことは、いつも真摯にチャレンジしていくものである。
春秋計6回の市民講座。平常日開催なので、やはりシニアで満席。1000人の応募から抽選で400名。
今年のテーマは、「王宮と都市」。年々内容的に充実しているように思う。第1回目は、神戸大学大学院准教授古市晃氏の「古墳時代の王宮を考える」。
非常に論理的に、テンポの良いプレゼンテーションは、わかりやすく好感をもった。
いにしえのことは、やはり記紀が中心軸とは思うが、その偽りを排除し、王族と宮地域をもとに分析展開されているのは、古代史に疎い自分にとっては、頼もしき学者さんだと思った。
こんな若手の先生に、もっとチャンスを与え、古代史における斬新な考え・説を発信をし、転変地変が起こるかもしれない大いなる論争をしていただきたく思っている。(いろんな場で自論を展開されていると本日、初めて知った。)
もう一点、京田辺に都があったといわれる継体天皇のお話がなかったのが残念であり、司会の准教授がそのことの質問をしたかにみえたが、筒城宮址の紹介に終わったのは、後味が悪く感じた。
現代の世の中の出来事の大半は、当たり障りのない、リスクのないことばかりを中心に解決しているように思う。
リスキーなことは、反対者からの圧力や一般大衆からの快い声が得られないのである。
日本国にかかわる古代史ことこそ、大胆な思想が出てきてもよさそうなのである。
とにかく、若さに関係なく、勇気をだして、日本国民は、いくつかの課題を乗り越えないと、崩壊するのではないかと不安になって来る。
生きるってことは、いつも真摯にチャレンジしていくものである。