英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

打てば響く

2006年11月18日 | 指導現場にて
先週、全高校生にテストを実施しました。高校1年生には基本的な書換問題、2・3年生にはイディオムと書換問題を中心に出題しました。

平均点が60点になるように作ったのですが・・・。結果は散々たるものでした。

この結果を受け、今週は授業中に説教をしました。特に2・3年生には危機感が感じられません。「どうにかなる」「どこか受かる」「先生や親が何とかしてくれる」といった甘い考えから脱却できない生徒たち。大学受験は自分で行動を起こさない限り、どうにもならないのです。

説教の後、今までの弛んだ生活を見直そうと、涙ながらに決心してくれる者が殆どで、今の高校生にも「打てば響く」のだと思いました。

しかし、いくら言っても「はあ、そうなんですか~。はい~。」と他人事のように言う者もいて・・・。居た堪れない気持ちになります。

そういう生徒に対しては「今のままではどこの大学も受からんぞ!」と吠えたいのですが、残念ながら(?)私の受験生時代と違い、今はとても合格しやすくなっています。

一昔前までは“日・東・駒・専”といえば相当のレベルでしたが、現在は多少受験勉強すれば受かってしまうのが事実。大学全入時代を控え、自分の名前させ書ければ入学させてしまうような大学すら見受けられます。

こんな時代だからこそ、「どうにかなる」「入れる大学でいい」といった妥協の人生を生徒たちが送らないように、これからも彼らに真正面からぶつかり、指導に取り組んでいきたいと思います。



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