英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

1冊の参考書をやり終える意義、繰り返す意義

2011年06月23日 | 英語勉強法
今年1月から始めた『1100 WORDS YOU NEED TO KNOW』を使ったボキャビル音読。

一昨日、全46週分をやり終えました。本著を購入したのが、アメリカから帰国し英検1級合格を目指していた2003年。

それから何度となく挫折を繰り返し、第9週でやりっぱなしになっていた本著を、一念発起してやり直し。今年1月からの約5ヶ月間、1日たりとも休まずに、一通りやり終えました。8年越しの恋が実った感じがします。

1冊の参考書をやり終えた時、いつも思い出す文章があります。それは大学受験史おいて一時代を築いた『英文解釈教室』のあとがきの一節です。
さて最後まできて諸君の感想はどうだろうか。参考書を買う人は多いが終わりまで読みとおす人は少ない。それだけでも諸君の熱意と努力は多とすべきであるが、これから諸君が取るべき道は2つである。1つはもう一度この本を読み返すことである。どんな書物でも1回読んだだけでその全部を汲みつくせるものではない。(中略)最後まで読んだことで、この書物は汚れているかもしれない。しかし、2回目に読むときの苦労は1回目よりはるかに少なく、しかも得られるものははるかに多いのである。
~伊藤和夫著『英文解釈教室』314ページより引用~

『1100 WORDS YOU NEED TO KNOW』に取り組むことで得られる効用は、今回の英語検定3連戦で、身を持って体験しました。そのため、昨日から、早速読み直しを始めました。

しつこいくらい繰り返し、必ずや本著に出てくる語彙を完璧にマスターして見せます。

      


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