英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

一つの成果を感じた2011年度上半期

2011年08月12日 | 指導現場にて
一年で最もハードな夏期講習が終わりました。

東日本大震災直後に老朽化した校舎の利用中止を決定してから、新事務局の工事と移転、震災復興チャリティーコンサート、そして夏期講習と、2011年度上半期は休む暇もなく走り続けてきました。

夏期講習の最後を飾った英文読解講座は定員いっぱいの申し込みをいただき、満員御礼でした。この授業の目的ですが、英語長文の読み方を教えることは実は二の次。受験生たちのモチベーションをいかにかき立てるかが、私のテーマでした。

実体験に基づく多くの雑談を仕込ませ、アツく講義しました。終了後、多くの生徒から「今日の話は心に響きました」「きつめの言葉をもらった時、グッときて受験生なんだなと改めに思いました」「今から変わっていきたい」など、こちらがアツくなる感想をいただきました。

夢の実現のために乗り越えるべき壁が目の前にある。だったら乗り越えればいい。やればできるんだよ、人間は・・・。

私が伝えたかったことは、今回の震災から復興しようとする方々から強く感じられたことでもあります。

生徒たちに能動的に動いてもらうために、指導者がすべきことは数多くあります。教科内容を教えることに夢中になっていては、それには気付けないでしょう。そんな意味では、先月開催した復興支援チャリティーコンサートは、困難に立ち向かう人々と気持ちを一つにでき、ひいてはその想いが、大学受験という壁に立ち向かう生徒たちの気持ちに相通じるものがあるのではないか・・・と思うようになりました。

最初はためらいましたが、復興支援チャリティーコンサートをやって良かった。大変だったけどやり遂げることができて良かった。夏期講習の最終日を充実させることができて良かった。

塾の指導者となって8年目。自分が追い求めるものが見えた2011年上半期となりました。夏期講習から多くの高校生が入塾してくれました。2学期は1学期以上に多忙となるでしょう。でも、必ずそこには“充実”が伴っているはずです。

このお盆休みは、2学期に向けて英気を養います。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする