英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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公立中高一貫校という選択

2011年12月04日 | 公立中高一貫校受検
しばらくの間、ブログの更改が滞っていました。にもかかわらず、訪問して下さった皆さまに、感謝いたします。

11月は様々なことが怒濤のように過ぎた1ヶ月でした。

まず報告させていただきたいのは、長男(小学2年)がテレビ番組の取材を受けたことです。取材当日まで長男には内緒だったのですが、親の私が緊張していて、取材が決定してから当日まで、あっという間に時間が過ぎた気がします。

放送の有無も含め、詳細が決まりましたら、またご報告させていただきます。

その長男は、11月に漢字検定7級(小学4年生修了程度)も受検しました。幼稚園で9級(小学2年生修了程度)に合格して以来、彼には漢字に対するこだわりがあるように見受けられ、努力を続けてきました。先日、結果が発表になり、94%の得点率で見事に合格しました。

昨日は、数学検定9級(小学3年生修了程度)も受検しました。出来は上々のようで、合格発表を楽しみに待ちたいと思います。

私はと言えば、冬期講習に向けて慌ただしく奔走する日が続いていますが、仕事の関係で『公立中高一貫校 合格への最短ルール』を読みました。

長野県では、来年度から屋代高校附属中学、2014年度からは諏訪清陵高校附属中学が開設されます。

私の住む地域からは後者の中学を受験することが可能なため、公立中高一貫校の制度だけでなく、長男の今後の進路についても改めて考えようと、本著を読了しました。

私立中学受験とは違い、合格するために必要な論理的思考力を身につけ、いかにして「読み取る力」「気づく力」「伝える力」を培うか・・・が本著のテーマですが、気になった箇所を抜粋します。
・適性検査では、論理的思考力の育成を含めた、親から子への働きかけや、姿勢の集大成が問われている。

・親の生き方が子どもの学力に影響する。

・自分の頭で考えて行動する親の子どもは、やはり自分の頭で考えようとする。

・親に認められていると感じられる子は、将来伸びる。

・親の価値観の押し付けは、多様性のわからない子どもを作る。

塾業界にいると、塾に通わせているのだから我が子への勉強はノータッチという親が多いことに気づきます。また、それとは対照的に、過剰に介入しすぎてしまう親も多く、その結果、“反抗”とうい形が現れます。

本著を読んで、子どもの人格形成や学力向上は、すべて家庭環境で決まるのだと、再認識できました。子どもが幼少期の頃から、いかにしてアカデミックで良好な親子関係や家庭環境を築いていくか・・・。

公立中高一貫校の入試内容そのものよりも、素直で努力ができる子どもを育むための親子関係の構築に力点が置かれた名著だと感じました。


コメント (2)
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