英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

第188回TOEICの結果

2014年04月08日 | TOEIC・英検など
9年前、日本がまだブログの黎明期だった頃、ブログ「英語道」を始めました。ブログが市民権を得ていく中で、たくさんの方と仲間になりました。後に彼らは、「TOEICer」と呼ばれようになり、そのTOEICに対する思い入れや、他を寄せ付けない圧倒的な学習量で、周囲から“変態”“異常”などと形容されても、努力を続け、990点満点の目標をクリアーしていきました。

ブログにコメントをいただいただけでなくオフ会で直接お会いした、HUMMERさん、Tommyさん、ヒロ前田先生、TEX加藤先生、VOZEさん、porporさん、土佐犬さん、Pon子さん。このような満点ホルダーの方から、「もう少しで990点満点ですね。頑張って下さい」と声をかけていただき、一昨年の秋、「本気で、死ぬ気で990点を目指そう」と決意しました。彼らの存在なくしては、今日まで努力を続けられたかは確信できません。

そして、家族の存在。高校3年の時に知り合った妻は、大学受験の時から高みを目指す私をずっと応援し続けてくれています。10歳と4歳の我が子も「パパなら出来るよ」と常に励ましてくれて、私の背中を押してくれています。

TOEICを通じてかかわっていただいた方々の応援と家族の存在。そして、私を取り囲むすべての方々のおかげで、ついに990点満点を取ることができました。
今、言えること。人間はやれば出来る。出来ない理由を探し始めてしまう自分をいかに律し、プラス思考に持っていけるか。大学受験生に私が常に言っている成功の三原則「高めの目標設定・プラス思考・日々の継続」を実行しただけに過ぎません。

もう一人、この満点を報告したい人がいます。Lynn Stafford-Yilmaz さん。4年前の彼女の死は、私の中で何か煮え切らないものを残していました。今、天国でこの結果を見ていてくれると思います。いや、絶対に見てくれています。そして、微笑みながら
「Congratulations, Kenichi! How about a glass of beer with me?」
と、この結果を喜んでくれています。


10年前の英検1級合格の時にも感じましたが、これはゴールではなくスタート。実用英語の使い手として、ようやくスタートラインに立てた感じです。

10年前と違うこと。それは、驕りがないということ。英検1級に合格した後、私は周りからチヤホヤされ、「英語ができる人」を演じていました。そのため、血のにじむような努力を続けることなく、なんとなくTOEICで970点までとれましたが、それで満足していました。しかし、今は違います。990点取得で満足する訳もありません。私にはその先の大きな目標があるからです。

これからも自分を律するためにTOEICの勉強は続けていきます。そして、今私が感じている達成感と爽快感を一人でも多くの方に感じてもらうよう、英語の指導を通じて社会に貢献していくことが私の使命です。そのためのTOEIC満点であり、今回の独立開業です。

独立開業とTOEICの満点が重なったことは、偶然ではないと思います。なるべくしてなる。強い想いを抱き努力を続ければ、人生は自分の思い描いた通りになる。英語指導を通じて、そんなことを伝えていきたいと思います。


コメント (18)
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