英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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夏休みの真価

2016年08月11日 | 指導現場にて
高3の夏、高田馬場にある早稲田予備校の夏期講習に、門前仲町にあった朝夕食事つき・冷房完備の早稲田予備校深川寮から2週間通った。受講料・寮費・交通費で、おそらく20万円近くかかったと思う。

結論から言うと、学力は伸びなかった。これは予備校の授業や講師のせいではなく、自分が原因。確固たる基礎力もないのに、講座名だけに惹かれて受講し、予復習もせず、授業に出るだけで満足していた自分。夏だからという理由で背伸びした勉強をしてしまい、暗記を中心とした基礎力を固める勉強を避けていた自分が情けない。そして、多額の金額を出してくれた親にも申し訳なかった。

秋以降も、結局、暗記から逃げ、問題集ばかり解いて勉強を「やった気」になっていた。その先に浪人という道が敷かれているのに気づいたのは、実際にそうなってからだ。

長野県の高校は、すでに夏休み後半に入っている。高3生の多くが学校の補習や予備校の夏期講習を受講しているが、暗記を中心とした勉強が中途半端になっていないか不安になる。この夏、基礎事項の暗記徹底を怠ると、間違いなく私と同じ過ちを犯すことになる。

大学受験で求められているのは基礎知識の瞬時の出し入れ。センターレベルの問題であれば、進学校の生徒にとっては「見たことがある」「やったことがある」問題ばかりだろう。でも、そのような問題を解くときに少しでも迷いが生じたり、時間内に解き終わらないのであれば、基礎学力はまだまだだ。

夏休み後半。大学受験生よ、足元を固める勉強に終始せよ。


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