朝7時前に京都駅に集合し、自民党議員団の管外調査に出発した。
今回の視察先は北海道下川町。旭川市から北に約2時間走ったところにある。“森林未来都市”を掲げて、徹底して森林を活かしたまちづくりを進めておられる。
自民党議員団・政策調査会・森林・林業調査会長である二ノ湯真士府議の企画による視察で、森林環境税の導入など、今後の府政における森林・林業の振興課題について、研究するために訪問した。
役場で安斎保町長、谷一之町議会議長、春日隆司環境未来都市推進本部長らから、お話を聴かせていただいた。
面積は南丹市とほぼ同じ、人口は和束町とほぼ同じという規模の町なので、森林に賭けるしかないということもあっただろうが、町が一丸となって、活路を見出そうと努力しておられるのがよく分かった。
特に、春日本部長を中心としたチームが、まさに“営業部隊”として、環境省や林野庁などの国の機関に攻勢をかけ、多額の補助金を確保して、事業を推進しておられた。
春日本部長の説明は企業の戦略担当者の説明のようでもあり、熱血政治家のようでもあり、大変想いのこもった説明を聴かせていただいた。
夜は町が管理運営している《五味温泉》に泊めていただき、町長、町議会の皆さん、役場の職員さん方とBBQで懇親を深めた。
北海道だけあって、ジンギスカンやホタテ、イカ、サンマ、トウモロコシなどのBBQで美味しかった。