視察二日目。下川町内の様々な施設を見学した。
最初は五味温泉の《木質バイオマスボイラー》。集成材の端材チップを燃料として温泉のお湯を温めているとのことだった。灯油価格が値上がりしているので、こちらの方がずいぶん経済的だとのことだった。
次は、温泉の隣りにある《エコハウス美桑》。環境省からの100%補助で作られたそうで、ゲストハウスとして貸し出し、週末は予約でいっぱいだそうだ。
チップ製造工場を訪問した後、下川町森林組合へ行った。
山下邦廣組合長から、お話を伺った。
山下組合長も大変情熱的な方で、すごい経営訓を掲げておられた。(写真)
前町長とのコンビで、下川町を“森林未来都市”へと導かれたそうだ。
森林組合が運営する《木炭工場》や《丸棒加工場》などを見学した。
下川町では、森林の川上から川下まで、様々な産業に結びつけ、U・Iターンや雇用増に結びつけておられた。
京都府の林業大学校に対しては、下川町の皆さんも大変素晴らしい事業だとおっしゃっておられた。
京都府と下川町の絆を深めながら、お互いに学び合って、農村部での雇用増に結びつけるための施策に取り組んでいきたいと改めて思った。