10日㈮、夜は久しぶりにNEXT(今川信吾代表)の例会に参加。例会後はいつものように居酒屋にて懇親会。
20代の頃に始めたNEXTも今の参加者は全て50代。どうしても昔話ばかりになってしまう。
11日㈯、9時から綾部バラ園「春のバラまつり」(グンゼスクウェアにて6月24日まで、9時~17時)の開会式に出席。綾部バラ会の材木正己会長の挨拶で始まる。
4月1日に就任された京都府の奥野昌徳中丹広域振興局長の挨拶も初めてお聞きした。人事委員会の事務局長からの異動で、府北部での仕事の経験はないそうだが、北部の状況を肌身で感じ、我々と共に訴えていただきたい。
グンゼ集蔵で行われていた「おかいこさんフェスティバル」(グンゼ、蚕都Grants共催)も見学した。出口春日さんが蚕から糸を取る実演をしておられた。
レプリカかと思って見ていたら、本物の蚕で驚いた。
グンゼの吉川智美総務課長と昔のグンゼの写真や資料展示を見ながら、NHK朝ドラに取り上げてもらうには「どこにポイントを当てて働きかけていくか、ドラマ化する立場も考えて、今後の運動のための実質的な作戦会議が必要ではないか」というお話などをした。
吉川課長も相当、いろんな創業期の歴史を調べておられるので、新しい話もいくつかお聞きした。
その後は綾部中学校へ。PTA総会を開催する前に授業参観が行われた。土曜日だったからか、大勢の保護者が参観に来ておられた。
温二郎のクラスは社会の授業を受けており、第二次大戦の頃が取り上げられていた。
気になったのは、枢軸国VS連合国で枢軸国は「日本、ドイツ、イタリア」、連合国には「アメリカ、イギリス、ソ連、中国」と黒板に書いてあったこと。
連合国の主要国には「フランス」も入っていて、それが現在の国連安全保障理事会の常任理事国の5か国となっているので「フランス」も入れておいた方が良いと思ったのと、「中国」というのはどうなんだろうか?と思った。
「中国」は「中華人民共和国」を指していると思うが、「中華人民共和国」の建国は昭和24年であり、昭和20年に終戦した第二次世界大戦時には国が存在していない。当時の「中国」は「中華民国」のことで「中華民国」の蒋介石総統は後に内戦によって国を追われ、台湾に移った。
授業で取り上げられていた「ヤルタ会談」(日本の戦後処理を連合国が決めた。蒋介石は参加せず)の3年前に、同様の趣旨で「カイロ会談」が開催され、ここには蒋介石総統が出席している。
そうすると、黒板に書いてあった「中国」は「中華民国」(現在の台湾)を指していることになるが、それは国際的には刺激的な表現だ。
中学生の社会の授業はそこまで深くは立ち入らないのだと思うが、黒板を見ながらあれこれ考えていた。
11時55分からはPTA総会を開催した。
会長挨拶では「PTAはレクレーションや研修会を目的とする団体ではなく、親同士、親と先生が交流し、いざ何か問題が起きた時にはそのネットワークを問題解決に活用するための組織だと思う。昨年のPTA会員へのアンケートでは『PTAを廃止してほしい』という意見も複数あった。教育という言葉の「教」は先生が指導するという意味で、「育」は親が子どもを育成するという意味だと思う。「教」と「育」がバラバラでは「教育」にならない。PTAは先生と親が交流する「教育」の場であって、『PTAを廃止してほしい』という意見は『学校から教育を廃止してほしい』という意味になるが、そうではないだろう。PTAの本来の意味を理解してもらえるよう、【交流】をメインに活動していきたい」と述べた。
全ての議案は承認され、無事に総会は終了した。文化活動委員会では今年もPTA合唱を行う予定で、11月1日の「ライブオリンピック」(文化祭)で発表をすることになった。
資源回収は例年、8月のお盆過ぎに実施していたが、昨今の猛暑を考え、今年は9月28日㈯に実施することに変更となった。
また、学校のクラブ活動に所属する義務がなくなっており、学校のクラブ以外で活動している生徒も増えていることから、文化体育費(月額130円)の徴収を廃止することとなった。
さらに生徒数減少で自転車置き場のスペースが空いてきたことから、自転車通学の規定が改訂され、上野、並松、大島中については全てが自転車通学範囲となり、青野は町域が広範囲で生徒数も多いことから綾部用水路以北と引き続き定められた。
午後は事務所で事務仕事。夜はPTA役員の懇親会を亀甲家で開催した。