6日㈪、今日でGWも最後。昼に冷蔵庫にあったもので「豆腐あんかけ丼」を作った。
大学生の頃、下宿でこれを友達に振る舞うと「源太郎スペシャル」と言われて、喜ばれていたのを思い出した。
涼子がちょうど起きてきたので、涼子にも食べさせたら何も言わずに食べていた。
午後は涼子を図書館に送って行った後、事務所でブログ書きや事務仕事。
綾部市図書館については、勉強する子ども達や保護者から「開館時間をもっと長くしてほしい」という声を聞く。昨日も八田や志賀郷の方からわざわざ行ったのに「休みだった」という声を聞いた。
府議になって間もなく、佐賀県の武雄市図書館を視察したことがある。
※2014年7月31日付blog「武雄市と佐世保市へ」https://blog.goo.ne.jp/gentarou-ayabe/e/f3f2fe116fed294cda085c36e538c69c
当時の武雄市の樋渡啓祐市長は総務省官僚出身で有名な「名物市長」だった。今で言うと安芸高田市の石丸市長のような存在だろうか。
その樋渡市長の肝入りで、デザインも内容も素晴らしい図書館ができていた。当時は先駆的だったが、スターバックスが図書館に入っていると聞いて驚いた覚えがある。
その武雄市図書館の開館状況は?と調べてみると「9時~21時までで、年中無休」だった。すでに市長は代わっているが、図書館には変わらず力が入っているようだ。
昨年は府議会文化生活・教育常任委員会で札幌市図書・情報館を視察した。現地視察の前に札幌市まちづくり政策局政策企画部の淺野隆夫プロジェクト担当部長(札幌市教委中央図書館調整担当部長兼務)の説明を聴いたが、これまで通りの型にはまった「図書館像」を語られるわけではなく、また公務員の型にもはまらないような柔軟な発想で興味深いお話だった。
※2023年11月16日付「札幌市図書・情報センター」https://blog.goo.ne.jp/gentarou-ayabe/e/68f54b60c26554822efcfc2307096021
「図書館」とはこういうもので、利用する市民はそれをわきまえるべき、というのではなく、市民が求めているものは何か?それに合わせた施設をつくってこそ、利用が増え、公共施設の意味があるというお話だった。
ここでは市民のビジネスや学習を支援することに特化した運営が行われていた。札幌市図書・情報館の開館時間は「平日は9時~21時、土日祝は10時~18時、休館日は毎月第2・4水曜」となっている。
綾部市もせっかく先進的な立派な図書館をつくったので、運営も全国の先進事例に見習っていくべきだろうと思う。
近隣では福知山市立図書館が「月曜休館で、火~金10時~20時、土日祝10時~18時」、舞鶴市は東西それぞれに図書館があり、「原則開館時間は10時~18時で、東西それぞれが週に1日は開館を19時まで延長」している。
綾部市図書館は年末年始等以外では「月曜日(祝日の場合は火曜日)、祝日の翌日、毎月最終火曜日(祝日の場合は水曜日)が休館で、開館時間は火~金が10時~19時で、土日祝は10時~18時」となっている。
舞鶴市と綾部市は開館時間が福知山市より短く、開館日数は福知山市に比べて相当少ない。舞鶴市では現在、新しい図書館の建設が進められており、現状より開館時間や日数が拡充されるのではないかとも思う。
図書館の運営状況だけ見ても、綾部市と福知山市との間には根本的な教育力(自習力)に大きな差がついてしまっているのではないかと心配する。