定年後の田舎暮らし

 定年後、神奈川県から北海道のニセコへ移住し、田舎暮らしを始めました。

東北大震災で被害を受けた知人からの手紙

2011-06-17 06:13:36 | Weblog

 3か月前の東北大震災で被害をうけた私の知人(元職場の後輩)Oさんは気仙沼にお住まいです。
 TVで気仙沼市が震災の後、火事でいつまでも燃えているのを見て、Oさんは無事だろうかと思い出しました。すぐ、電話をかけてみましたが、繋がりません。1週間ほどしてNHKの震災による人探しのコーナーで、やっと無事であることが、Oさんの弟さんを通じて分かりました。

 本人からも連絡があり、ホッとした次第です。数日前、Oさんから手紙が届き、お礼の気仙沼のお菓子と三陸河北新報社と中日新聞社から緊急出版された「3・11大震災 巨大津波が襲った」という特別報道写真集が送られてきました。

 これがその写真集です。信じられないような悲惨な写真を見て、その規模の大きさをまざまざと見せつけられてしまいました。

 Oさんからの手紙の一部をご紹介します。
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 お元気ですか?3月の震災の際にはご支援、お見舞いをいただきまして、ありがとうございました。

 間もなく、3カ月が経とうとしています。市街地は比較的復旧しておりますが、郊外になるとまだまだがれきの山ばかりで、毎日通勤途中にその光景を見ては悲しくなります。そんな中、自衛隊の車とすれ違うと、守ってもらっているんだという安心感で満たされます。

 今は津波で流されてきた魚類の腐敗臭と大量発生したハエに悩まされていて、次々に課題が出ていますが、震災前と同じような日常生活に戻りつつあります。(略)

 陸前高田市は想像を絶する被害の大きさで、復旧のめどが立たないようです。気仙沼の被害は火事の方がひどかったようで、津波の影響が他より小さかったのは、気仙沼大島の存在だったと思います。私の自宅は丁度大島に面していましたので、本当に運よく家が残ったのだと思います。

 現在、スーパーも依然と同様に何でも購入できますし、ガソリンの心配もなくなりました。少しずつ非日常から日常へと変化してきています。略

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 以上の内容のお手紙でした。未だに避難所暮らしをされている方々は、本当にお気の毒ですね。 
 
 

コメント (2)
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