9月1日は、ニセコ町の「有島武郎記念館」にお連れしました。
記念館の前には夏の終わりとは言え、美しい花がたくさん咲いていました。
有島武郎はここの有島という父親の土地98万坪を無償で小作人に開放したことで有名ですが、ニセコの人々からはとても慕われています。
花時計の後ろに羊蹄山が見えていましたが、あいにく山頂は雲に覆われていました。
庭には「カインの末裔」の碑が立っています。
記念館の高い塔には、蔦が這っていてちょうど紅葉が始まったところで、とても綺麗でした。
窓の外側も蔦で覆われていました。
青いサルビアの花に夏を名残り惜しむかのように、アゲハ蝶が止まっていました。
N夫妻は翌日は函館の湯の川温泉に宿泊される予定で、JRで函館に向かわれましたが、ちょうど豪雨に遭われて、八雲で2時間余り待たされて、やっと湯の川温泉まで到着されたようでした。しかし、その後晴れ間が見えて夜景は素晴らしかったとのこと。
その後札幌を経由して昨夜、長崎に帰宅されましたが、涼しい広大なニセコをすっかり気に入って下さり、思いがけない体験ができたと、喜んでいただきました。