先日、札幌の病院へ行った時の帰りに、尻別岳と羊蹄山が良く見える場所を見つけていましたので、この日もそこへ行ってみました。
喜茂別町の少し手前で、尻別川が大きく開けている向こうに羊蹄山の美しい姿が見えていました。川の小石にはまだ雪が円く積っていましたが、川の流れが次第に激しくなってきているようでした
尻別岳(1107m)は一般に尻別山と呼ばれており、羊蹄山と並んで前後に見える場所では、どちらが羊蹄山か間違ってしまうほど良く似ています。羊蹄山を後方羊蹄山(しりべしやま)と名づけていることから、尻別岳を「前方羊蹄山」と呼ぶこともあるようです。
山頂からの羊蹄山の眺めがとても良いので、私達も数回登ったことがありますが、残念ながらお天気には恵まれたことがありません。
喜茂別町に入ると、広がった尻別川の真向こうに「羊蹄山が左右対称の姿で見えていました。羊蹄山の形も場所によって異なって見えるのも、愉しみのひとつです。除雪車が運んできた雪の山を乗り越えて、川岸まで下りて撮影しました。
そしてその左に「尻別岳」が見え、青く澄んだ川面にその姿を映していました。
川べりに近づいてみると、もう「ネコヤナギ」が膨らんでいました。春がそこまで近づいてきました。