数日前、先に床に就いた夫が「何か音がするね?」と言いますので、耳を澄ませてみると、かすかに「チン」と音が聞こえます。
寝室のどこから聞こえるのか良くわかりません。ほぼ30秒おきくらいに音がしました。どこかに虫でもいるのかしら?とも思いましたが、そのうちに私は眠ってしまいました。
ところがこの音は次第に高くなり、夫は気になって眠れないとあちこちとの場所を探したようでした。
夜中の3時ごろ私が途中で目を覚ました時には、夫のベッドはもぬけの殻になっていて、布団ごと消えていました。
どこへいったのかしら?と探してみると、リビングのソファーの上で横になっていました。
翌朝、夫は「あんなに音がしているのに良く寝ていられるものだ!」とあきれ顔。
朝になって強くなった音の主を私が発見しました。
天井に付けてある「火災報知器」でした。どうやら電池が無くなってきたので、アラームが鳴っていたらしいのです。次第に大きくなって、最後は隣の部屋でも気になるくらいの音になっていました。
早速電池を購入して入れ替えたところ、音は消えました。設置してから20年近くなりますが、初めての経験でした( 一一)。薪ストーブの傍と台所にもついていますので、電池を余分に買ってきました。