定年後の田舎暮らし

 定年後、神奈川県から北海道のニセコへ移住し、田舎暮らしを始めました。

イタリアドロミテスキー12)帰国日

2015-04-03 07:08:34 | スキー

 3月21日。帰国日。

 荷物をまとめて朝5時45分にホテルを出て、バスでベネチア空港へ向かいました。結局、関西班も同じ飛行機で香港までは行けることになり、ルフトハンザはあきらめてアリタリア航空でまずはローマ空港へ。

 アリタリア航空を昔利用してイタリアへ行った時に、トランクが届かなかったことを多数目にしましたので、はたして、最後の新千歳空港で手にすることができるか少し心配でした。

   

  飛行機はローマに到着しあわただしくキャセイパシフィックの香港行きのカウンターを目指しました。幸いにアリタリア航空の担当者が出迎えて下さったので、助かりましたが、別の建物まで長い道をかなり歩きました。

   

  ローマ空港で少し時間があったため、お土産などを購入、天井が高くて、写真のような古い戦闘機と広告がユニークでした。

  

  長い飛行時間をかけて香港空港へ到着し、2時間ほど待たされて新千歳空港へ向かうことになりました。やっと帰国です。荷物を受け取らなければなりませんが、スキーと大きなバッグがなかなか手にできず、最後の方でやっと出てきて一安心しました。

  

  空港近くの駐車場に預けていた車に乗って、我が家に向かう途中、羊蹄山の周辺が赤く染まって、やっと帰ってきたという安心感で、ホッとしました。

  私達は最初の予定時間よりも4時間ほど遅くなって我が家に到着できましたが、後で聞いた話では、関西組は香港で 8時間も待たされてやっと関西空港に到着し、1泊してから広島や愛媛の自宅に帰れたとのことでした。

  飛行機には、行きも帰りも振り回されてしまいました。しかし、ドイツでの飛行機事故やチュニジアでの爆弾事故などに合わずに良かったと、胸をなでおろしました。

  イタリアスキーツアーに参加して思ったことは、

  ・やはりニセコの雪が一番であること

  ・圧雪されたスキー場を長時間移動しながら滑るのは,つぎつぎに移り変わる景色とともに愉しむことができましたが、年を取ってからはついて行くのが難しくなってくると思われます

  ・雄大な景観を見ることはできましたが、ツアーに参加すると、限られた時間の中で、いい写真が撮れないことなどを感じました。

  ・広大な硬めの圧雪コースを滑る時は、カービングスキーの方がエッジが効きやすくて、滑りやすそうです。私はオールマイティの少し幅広のスキーを持って行きましたので、急斜面でエッジが効きにくくて、苦労しました。

  ・参加者全員それぞれ個性のある方々でしたが、とてもいい雰囲気で楽しい出会いになりました。ガイドの田村さんは優秀で、安心してついていくことができました。ありがとうございました!

  

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イタリアドロミテスキー11) スキー9日目

2015-04-02 06:49:14 | スキー

 3月20日、スキー最終日。

   

  9日目の早朝、山々が朝日に輝いて赤く染まっていました。今日も快晴のお天気になりそうです。

   

  ホテルから近いトファーナまで市内バスで行き、ソクラテスというエリアの2つの大きな岩の間から飛び出してくるようなコースにやってきました。ここは女子ワールドカップが行われたコースで、上部は狭くてかなり急斜面です。

   

   リフトに乗って上に上がると、雲が湧き上がってきました。

             

   田村さんに励まされて、冷や冷やしながら降りて来ました。夫も満足げです。

     

   コルチナダンペッツオの街並が見えてきて、1956年にオリンピックが行われたコースまで、下りてきました。看板にはトニーザイラーが金メダルを取得と書いてあります。おしくも猪谷千春選手が銀メダルとなったあのコースです。

     

   この上部は急斜面となっており、最初は廻り込んで中級コースを滑りましたが、2回目は思い切ってトライし、何とか転ばずに滑走しました。(田浦さんの写真より)

    

   オリンピックの看板の傍のレストランに入って、遅いランチタイムです。

    

                        

    ロブスター入りのクリオリーニというパスタ料理が美味しそうで、私は牛の骨付き肉をミディアムレアーで頂きました。ワインの美味しいこと!

      

   午後はさらにロープウエイで上に上って、パレスエリア(2460m)へ、そこからリフトでさらに200m上って2800m程の今までで一番高所まで来ました。

     

     

   高い岩峰が目の前に迫ります。ここから上級コースを滑走。雪質が悪くなかったため快適で、上級者クラスの皆さんは、「今日は一番良かった!」との感想が多かったようで、充実したスキーになり無事に終了しました。

   ところが、最後の夕食の前に ミーティングがあり、とんでもない発表があったのです。帰りの飛行機便のルフトハンザ航空の機長たちがストライキをやって、明日の成田便と関西便は欠航になったというのです。

   幸いに成田便の人達はベニスからローマまでアリタリア航空を使い、ローマでキャセイパシフィック航空に乗り換えて香港を経由し、私達の北海道へは香港から新千歳まで直行することが決まったのです。しかし、関西へ行く人たちは、まだ行程が決まっていないとの話で、皆、心配顔です。

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イタリアドロミテスキー10)スキー8日目

2015-04-01 08:32:57 | スキー

 3月19日、第8日目も合同スキー遠足となって、アルタ・プステリア(セスト)まで大型バスに乗って行きました。

   

  湖の傍で途中休憩し、写真撮影をしました。逆光ですが、岩山の奥深さを感じる景色になりました。

   

  セスト地域はこれまで不便な場所だった様ですが、最近開発が進んで新しいゴンドラもできて、フェローでも新しく開発した地域とのこと。オーストリア国境にも近いとかで、イタリア語とドイツがが飛び交っている場所のようでした。

  スキー場の目立つ場所にはこのような大きな地図の看板が立っており、奥へ奥へとスキー場が続いています。

   

  まず、チーマトレスカレベーリをバックに全員で記念撮影(田村さんの写真より)。その後それぞれの班に分かれて奥へ奥へと滑走しました。   

   

   

   広いコースにはちびっこ用に雪だるまが飾ってあり、

                

  更に、大きなカマクラが出来ており、私達もカマクラの中へスキーで入り込み、出たところをパチリ!。

   

   いくら滑っても、とに角広いコースです。

   

  この日は広いレストランで少し遅めのランチタイムとなり、ベランダでは大勢の人達が日向ぼっこをして、岩山を眺めていました。

   

   大きな窓ガラスに岩峰が映っていました。

     

   午後は軽く滑って終了。帰りは皆で合流して専用車で戻り、途中、景色の良いミズリーナ湖畔で、写真タイム。ミズリー湖は「ドロミテの真珠」と呼ばれているそうです。

     

    バスを下りると香港から来た花嫁と花婿が写真撮影をして、近くには大きな素敵なホテルが・・ここは夏の観光地になっているようでした。

     

     お土産用に素敵な時計が飾ってありました。

     

    夕方になるとホテルトリエステの玄関は電飾がついて綺麗です。

               

  この日はホテル側で「キャンドルディナー」を催して下さいました。スキーもいよいよ明日で終了です。

コメント (2)
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