川の土手を通り抜けると、水田の方からにぎやかな鳴き声が聞こえてきました。
何と、雪解けが始まったばかりの水田に、たくさんのコハクチョウが居ました!まだ居てくれた!と嬉しくなって、田んぼのあぜ道を歩いて近づきます。
コハクチョウはしきりに餌を啄んで、なかなか動こうとしませんでしたが、何かの合図で一部の撮りたちが飛び立ちました。200mmの望遠レンズで追いかけましたが、ピントを合わせるのが大変です。
川の土手を通り抜けると、水田の方からにぎやかな鳴き声が聞こえてきました。
何と、雪解けが始まったばかりの水田に、たくさんのコハクチョウが居ました!まだ居てくれた!と嬉しくなって、田んぼのあぜ道を歩いて近づきます。
コハクチョウはしきりに餌を啄んで、なかなか動こうとしませんでしたが、何かの合図で一部の撮りたちが飛び立ちました。200mmの望遠レンズで追いかけましたが、ピントを合わせるのが大変です。
4月8日に車で出かけたのは、実は蘭越町に向かっていたのです。昨年は19日にコハクチョウの撮影に出かけていましたので、そろそろ飛来していいるのでは?と、思っていましたが、もう、遅いのでは?と、友人から聞いていましたので、「ダメモト」で行ってみました。
倶知安町はまだまだ残雪が多いのですが、ニセコ町から蘭越町へ南下していくと、さすがに雪解けが進んでいて、田んぼには雪がもうないところもあり、山々の端がくっきりと浮き出て、春の装いになっています。
昨年見た方向に近づいて行くと、道路沿いの田んぼに何と10羽ほどのコハクチョウが!コハクチョウやマガンは、春には越冬地の東北地方から繁殖地のシベリアを結ぶ中継地として北海道のあちこちに羽を休めて、雪解けの田んぼの昆虫や落穂を食べて力を補給しているのです。
雪が少し残っている水田には水が溜まっていて、コハクチョウの姿が映り込んでいました。
ツガイらしい2羽が仲良く飛び立ちそうです。
しばらく写真を撮っていましたが、まだたくさんのコハクチョウが居るはずだと思い、移動して川べりをドライブしていると、たくさんのフキノトウが出ている春の景色に出会いました。
のどかな景色です。
4月8日の朝、外を見ると小雪がちらつき、屋根が真っ白になっていました。どうやら昨夜から降った雪が少し積もっているようでした。外の気温はマイナス6度。急いでストーブに火を入れました。
玄関に出ると、階段には新聞配達の人の足跡が・・・・
この雪もその後強い日差しとなって、あっという間に融けてしまいました。「今日はスキーもいいかもしれない・・・」と、思いながら10時頃、車で出かけました。
ニセコ連山が見えてきました。まだまだ山も畑にも雪がどっさりと残っていました。
ニセコアンヌプリはところどころ、雪が融けているところもあります。
羊蹄山を見ると、だいぶ雪が少なくなってきました。空にはふわふわとした雲が続いて、春を思わせる景色です。
日当たりがいい場所では、あちこちでフキノトウが芽を出していました。
まだ、花が出ていないしっかりとした閉じているのを5,6本摘んで、さっそく「ふき味噌」にでもして春の味を愉しみたいと思っています。
北海道の冬は押し花にする花がなかなか手に入りません。花屋さんに行くとそれなりにあるのはありますが・・・・
数日前、買い物から帰宅して玄関に入ろうとすると、入口に小さな段ボールの箱が置いてありました。なんだろう?と、開けてみると、ピンクの「ブーゲンビリア」の花が入っていたのです。数日前にご近所のNさんに、「押し花にするならあげるわ!」と、言われていたのですが、わざわざ持ってきていただいたようです。
「ブーゲンビリア」は熱帯性の花木のため、寒い北海道の冬を越すのは大変なのですが、Nさんは日当たりのよい窓側で、もう何年も育てていらっしゃいます。
さっそく押し花にしました。
先日もご近所のHさんにもお花をいただき、押し花にしたのが写真の「花かんざし」です。清楚なかわいらしい花です。
ニセコに移住して12年になりますが、いろいろな方々とのお付き合いが広がっていくのは嬉しいことです。
羊蹄山の眺めが良い場所に、広々とした畑をお持ちの農家のNさん夫妻から、「山ワサビ」がたくさんあるので、採りに来ませんか?と、電話がありました。
我が家でも「山ワサビ」を植えていますが、なかなか大きくならずに、短い牛蒡のような感じで、しかも今は雪の下に埋もれています。
いただいた「山ワサビ」は写真のように太くて良く育っていました。どうやら、あまり肥料をあげると、あちこち広がってしまうので、肥料は特に必要ないとのことでした。
「山ワサビ」とは「西洋わさび」とか「ホースラディッシュ」とも呼ばれて、北海道の特産物で、耐寒性なのです。そういえば関東や長崎では食べたことがありませんでした。
ワサビと同様にお刺身に使われますが、ほかにも、ロースとビーフの薬味や、醤油と混ぜてご飯のお伴にしたり、マヨネーズと合わせてフライにつけて食べたり、ソーメンの薬味としても独特の風味があります。
保存方法を調べてみると、土の中に植えたままで保存するのが一番いいようですが、乾燥すると「ワサビチノール」という揮発性成分が飛んでしまうので、すり下ろさずに根のまま、密封して冷凍保存がよさそうな感じです。
すりおろして醤油やだし醤油と混ぜて密封して冷凍保存する方法も紹介されていました。今度実家に帰る時に、お土産に持ち帰ろうかと思っています。
Nさん宅ではカボチャがたくさん収穫できるそうで、片栗粉と混ぜて練りこんだカボチャ団子用のものもいただきました。綺麗で卵焼きのようです。フライパンに油をいれて焼き、砂糖醤油でいただきました。甘みがあり、美味しいです。
更に、海の幸「ホタテ」などもいただき、さっそく夕食にお刺身で美味しくいただきました。勿論「山ワサビ」をつけて・・・・・
4月に入って、少し気温が上がってきたものの、今朝は雪がチラついて寒い朝になりました。屋根の雪はどこの家もすっかり落ちてしまいましたが、道路わきの雪は背丈の倍ほどです。
この時期が一番退屈な日々です。スキーは雪質が良くないし、ゴルフ場はまだオープンにはならず、ゴルフ練習場だけはオープンしていますが、白い雪面にボールが落ちても、どこに落ちたか良く分かりません・・・・
車庫の横の日当たりのいい階段場の花壇だけは、雪が解けて水仙や、クロッカスなどが芽を出してきました。
数日前に開きかけたクロッカスの花も、今朝は硬いつぼみのままです・・・
雪の中から出てきた植木鉢に残っていた「プリムラ」に花が咲いていました。雪の中で良く耐えて出てきたものだ・・・と、嬉しくなります。
ラベンダー畑もやっと見えてきましたが、雪につぶされてぺしゃんこになっています。でも、2か月もすると花が咲きだすのですから、その力強さに感心します。
やっと、春の足音が聞こえてきました・・・・
毎年、3月の終わり頃になると、高知県のYさん宅から大きな文旦が送られてきます。
文旦の中身はさっぱりとしてとても美味しいのですが、外側の皮を捨てるのはもったいないことです。
そこで、今年も文旦のマーマレードを作ることにしました。幸いにまだストーブに火が入っています。
マーマレードの作り方を検索すると以下の3つの方法があることが分かりました。
1)分担の外側の皮だけを用いて作る。
2)半分に切った分担を絞って汁を集めて、皮と一緒にマーマレードにする
3)皮と中身を一緒にしてマーマレードジャムにする。
いずれの方法も皮は渋みがあるので、茹でて湯でこぼしをすることを3回ほど行い、1夜、水に付けておくことが大事です。
1)の方法で作ってみました。 砂糖と後でハチミツも加えて煮詰めて、煮沸消毒した壜に入れて壜詰めにして出来上がりです。
ちょっと苦味があるさわやかなマーマレードで、パンやヨーグルトに良く合います。
イタリアドロミテスキーに参加されていた愛媛県のAさんから、「デコポンとせとか(マドンナと同じ種類のよう)」が届きました。
イタリアでAさんがお国自慢をされていたときに、「本当ですか?」と、尋ねると、「帰国したら送ってあげるよ。」と、おっしゃっていたのですが、本当に届くとは思っていませんでした・・・どちらもそれぞれ特徴があり、何とも言えない美味しさでした(#^.^#)。Aさん、どうもありがとうございました!
この日は友人から頂いた全山スキーリフト券を入手して、ヒラフスキー場から東山・アンヌプリスキー場まで、足を延ばすことにしました。
ヒラフ側から少し下って、東山スキー場の最後の一人乗りリフトに上って山頂近くまで行きます。こちらまで来たのは、2年ぶりですが、さすがに人は少なくなっていました。
東山スキー場のリフトから下りて、そのままアンヌプリ国際スキー場へ回り込みました。すべてのスキー場がアンヌプリの山頂付近とつながっているため、楽に移動できるのです。
遠くまでくっきりと見えているのは珍しいことです。洞爺湖の中島が見えていました。
倶知安の街並みもくっきりと見えていました。遠くに見える山頂がなだらかな山は「無意根山(1464m)です。
アンヌプリ国際スキー場の最後の二人乗りリフトです。アンヌプリ南峰が低く見えます。
後ろを振り返ると羊蹄山が半分姿を見せていました。
外国人のペアーに写真を撮って欲しいと頼まれました。尋ねると、イギリスとポーランドから来たとのことです。ヨーロッパのスキー場を通り越してニセコに来るなんて、有名になったものです。
アンヌプリ国際スキー場から東山スキー場に滑り下り、さらにゴンドラとリフトを乗り継いで上まで上りました。 ここからの羊蹄山は左右対称に見えます。
10時に花園スキー場を出発して、休みなしに13時に元の場所まで戻って、この日のスキーは終了しました。おそらく今年最後のスキーになることでしょう。イタリアスキーを加えると70回(日)になりました。
いつの間にか4月に入ってしまいました。世の中は桜の花が満開の便りが飛びまわって、春爛漫のようです。
4月2日、イタリアから帰国して、ずっとスキーをする気になりませんでしたが、この日は快晴となり、久しぶりにスキー場へ出かけてみました。
花園スキー場は今週末でクローズとなりますが、まだアンヌプリ山頂付近は3.5mの積雪となっており、十分に雪があります。
まだまだ雪がたっぷりあるのにクローズとなるのは残念なことですが、確かに外国人の数が減ってきています。が、子供たちも大勢滑っていて、中国人が最近増えてきていると聞いています。
リフトの上から樹影がくっきりと見えていました。
しかし、アンヌプリ山頂を眺めてみると、かなりグレーの色がついていて、雨の流れの跡が山頂から無数に伸びていました。がっかり・・・です。
花園第3リフトを下りると、写真家およびスキーヤーとして有名な渡辺氏とその友人の方々が集まり、これからアンヌプリの方へ上っていくとのことでした。皆、ベテランの様・・・
珍しく羊蹄山がくっきりと見えていました。
4月になるというのに、別荘周辺はまだまだ道路脇に残っている雪の壁が高いままです。これでも少しずつ雪解けが進んでいるのですが・・・
林の中は木の周りに穴があいて「根開け」が進んでいます。
我が家のベランダを訪れる小鳥たちの姿はめっきり減ってきましたが、道路のあちこちに写真のような小鳥を多く見かけるようになりました。細い尾でしきりに土や石を叩いている「イシダタキ」です。
倶知安の街に下りると、広い雪原には炭が撒かれていました。少しでも早く畑の雪を融かしたいという農家の気持ちが、伝わってきます。
春を待つ羊蹄山の姿です。炭の撒き方に個性があります。
尻別川の川べりに大きな雪の塊がゴロゴロしていました。ここは倶知安町指定の雪捨て場なのです。
久しぶりにラーメンを食べたくなり、チャーシュー入りの塩ラーメンを食べてみました。チャーシューが柔らかくてとても美味でした。