4月8日に車で出かけたのは、実は蘭越町に向かっていたのです。昨年は19日にコハクチョウの撮影に出かけていましたので、そろそろ飛来していいるのでは?と、思っていましたが、もう、遅いのでは?と、友人から聞いていましたので、「ダメモト」で行ってみました。
倶知安町はまだまだ残雪が多いのですが、ニセコ町から蘭越町へ南下していくと、さすがに雪解けが進んでいて、田んぼには雪がもうないところもあり、山々の端がくっきりと浮き出て、春の装いになっています。
昨年見た方向に近づいて行くと、道路沿いの田んぼに何と10羽ほどのコハクチョウが!コハクチョウやマガンは、春には越冬地の東北地方から繁殖地のシベリアを結ぶ中継地として北海道のあちこちに羽を休めて、雪解けの田んぼの昆虫や落穂を食べて力を補給しているのです。
雪が少し残っている水田には水が溜まっていて、コハクチョウの姿が映り込んでいました。
ツガイらしい2羽が仲良く飛び立ちそうです。
しばらく写真を撮っていましたが、まだたくさんのコハクチョウが居るはずだと思い、移動して川べりをドライブしていると、たくさんのフキノトウが出ている春の景色に出会いました。
のどかな景色です。