1/2 大須観音から栄

元旦は、午前O時から夜を徹して、三ヶ所の寺と
三ヶ所の神社へお参り。年末に布施していただいた
浄財を全部お賽銭として納め、また０スタート。
早朝４時に朝起会の元朝式、10時真如苑、昼は
熱田神宮での吟詠奉納と、15時間出ずっぱりで、
さすが眠い。翌２日は寝坊して朝起きをサボって
しまって“シマッタ!”である。

虚無僧装束に着替えて、大須観音にでかける。
ここは浅草の名古屋版。下町風情があり、シャッター
商店街から奇跡の復活を遂げた町として、全国の
注目を浴びている。若い人から年寄りまで幅広く
集まるのだ。

善男善女が次々と喜捨してくださる。30前後の若い
人が多い。正月だけは、大須だけは、そういう気持を
湧き起こさせてくれる“空気”がある。ここに集まる
人々の幸せを心から祈る。

名古屋の繁華街栄に向かう。松坂屋や三越には、
福袋を買い求める人が１万人も押し寄せたとか。
最高金額は2009年にちなんで2,900万円の福袋も
用意され「完売」とか。ホンマかいな！？
福袋を買うお金はあっても、虚無僧に１円の情けを
かけてくれる人は少ないか。でも最近とみに、お金に
執着心が無くなってきたから、「それでいいのダァー」
の心である。

テレビとＣＭ

最近のＴＶは、バカ騒ぎとＣＭのオンパレード。

「はたして正解は？」「さてそのお値段は？」
「〇〇の正体は？」そこでＣＭになる。やかま
しいのですぐチャンネルを変えてしまう私。
結局、結論はわからずじまい。見たい番組、
見たかった番組がインターネットで見られる
ようになるという。良いことだ。ＴＶが要らなく
なる。今やネットの広告収入がＴＶを上まわ
ったそうな。