現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

寒修行

2009-01-22 21:56:08 | 心の問題
1/20の大寒から2/3の節分まで、毎年寒修行にはいる。
朝5時から朝起き会で1時間、6時半からは真如苑で、
1時間座る。

20年前は、早朝4時は寒かった。今年は全然寒くない。
コートも手袋もいらない。なにか気が抜ける。

昨年は赤目四十八滝での水行を控えていたので、毎朝
冷水を浴びて練習したものだ。今年はやっていないので、
緊張感が全然ない。竹坐氏は伊那の山中で、氷を割って
水行を行なっているのだろうか。

五体投地は、6日でダウン。足首が痛み、立てなくなって
しまった。弱気になると、風邪もうつりそうだ。こんな修行
は尺八の上達に必要なのかとの疑問も湧く。精神修養より
技術の練磨かと、またまた二極の間に揺れ動く。

それは、五木寛之の「親鸞」も同じだ。見てもない仏を
見たと、自分を偽り、人を騙し、仏をも欺くことに、
親鸞は苦悩する。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

日記@BlogRanking

藤原道山氏から

2009-01-22 20:30:05 | プロとアマ
このブログ、毎日200人ほどの方が見てくださる。
どんな方が見、どんな感想を持たれているのか、
相手が見えないだけに、つい無責任なことを書いて
しまって、怒らせたり、傷つく人もおられるかと
不安になる。それが的中した。
昨日の「尺八といえば虚無僧?」に藤原道山氏から
直接コメントをいただいた。今をときめくスターだ。
超多忙の中、かなりの長文。びっくりするやら、
うれしいやら。

雑誌『清流』は、知人から見せてもらって、コピーせずに
返してしまったので、私の記憶は正確でなかったかもしれ
ない。レポーターが「尺八といえば虚無僧、そういうイメージを
藤原道山は払拭した」だったのか。道山氏はコメントで、
「『払拭したい』とは言っていない」と否定されている。
謝らねばなるまい。彼の考えが明確に示されている。その
一部を紹介させていただくと、

「私は古伝尺八も大好きですし、地無しの楽器も集めたり、
一休の吹いたとされる一節切も演奏させて頂いた事がございます。
私はただただ、尺八という楽器が表に出てもらいたいという思いで
活動しております」

ほんとにうれしい。道山氏のおかげで「尺八に関心を向ける若者が
増えた。私の公演でも、来場者の何人かは「藤原道山の尺八をTV
で見、聞いたことがある」と言ってくれる。先日の会では、「藤原
道山をTVで見て、尺八に興味を持ち、生の演奏を聴きに来た」と
いう方もおられた。こういうスターが登場してきてくれることを
私も願って止まない。もっともっと有名になってもらいたいと期待
しているのだ。

また「一部だけを取りあげられては困る」と言われますので、昨日の
「尺八といえば虚無僧?」のコメント欄全文を呼んでください。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

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