現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

1/23 昭和橋小学校

2009-01-23 21:27:54 | 虚無僧日記
今日は、昭和橋小学校で6年生を対象に、お茶と
尺八、箏の体験学習。毎年この時期に招かれる。

児童数は85名、体育館で寒さにふるえながら、
まずは和菓子とお茶の接待。先に和菓子をいただく
のだが、誰も手をつけようとしない。お茶がきてから
一緒に食べるものだと思っているのだ。いや、若い
先生がそのように指導していることにびっくり。

ステージ上で、お点前の間、鈴花と恭花が箏・三絃
で「六段」「千鳥」をたっぷり聞かせる。よくぞ
ここまで上達したものだ。
さてお茶をいただき終わって、私の出番。まずは
虚無僧尺八を3分。それから梶田先生と「春の海」
を演奏する。そして子供たちのリクエストに応えて
「崖の上のポニョ」。尺八でこういう曲を吹く意味が
あるのか、本物を聞かせるだけでいいのではないかと、
いつも悩む。

「尺八ってこんなキレイな音がでるのか」と、目を
輝かせて聞いてくれる子が2割。逆に全く無反応の
子も2割。あとは??。

そのあと、塩ビ管で作った15cmのミニ尺八を全員に
配る。市川氏に特注したもので、これで「チューリップ」
などが吹けるのだ。85人中20人ぐらいが音が出る。
3人の子が「チューリップ」を吹けた。わずか10分でだ。
尺八に全く興味を示さない子も増えたが、年々、音を
鳴らす器用な子も増えている気がする。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

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