現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

健康保険

2009-01-16 22:19:59 | 社会問題
国保の保険料453万世帯滞納 08年、加入世帯の21%で最悪(共同通信) - goo ニュース

健康保険制度には不満である。在職中に支払った健保の
保険料は800万円以上にもなる。しかし、この40年で数回
しか医者にかかっていない。これから老いて医者にかから
なければならなくなった時に、保険料未払いで健保が受け
られないとは、おかしな制度だ。民間の医療保険のように、
働ける間に所定の保険料を支払えば、終身保障が受けら
れるというのが合理的だと思うのだが。はてさて。

保険料は、いい加減な医者や、製薬会社、医療機器メー
カーを儲けさせ、はたまた、終末期の無意味な延命治療
に使われているのだ。今日のニュースで「タミフルはソ連
型インフルエンザには効かない」 とのこと。ワクチンも
効き目が無いとか。全く医療不信になるではないか。
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センター試験

2009-01-16 21:52:58 | 虚無僧日記
私のH.P.の制作管理をしてくれている一珍君は、
もう大学受験。小学6年の時、親がパソコンを
買い与えたらすぐ、私のH.P.を作ってくれた。
ピアノ、空手、ハンドボール、ダンスに演劇と
何をやらせてもできる天才少年なのだ。

病気もせず、反抗期もなく、全く手がからずに
育った。吉本興行にもいけるキャラクターだが、
将来は、医学の研究開発に進みたいと、名大の
医学部を受験する。明日はセンター試験。

日本の医学界をリードする人になってもらい
たいと期待して、合格を祈る。







五体投地

2009-01-16 20:43:26 | 五木寛之
「五体投地」を始めて5日目。煩悩の数の108回までは
楽にできるようになった。10回で体が熱くなる。暖房が
無くとも、肌着一枚でいられる。
大晦日のNHK「行く年来る年」で、永平寺の除夜の鐘
が放映された。雪降る中で雲水が、単衣の衣1枚で、
ひとつ鐘を撞く度に膝まづいて“五体投地”をする。
見ている者は震えるが、当人は極寒の中でも寒くない
ことが判った。

食事も『親鸞』に習って1日2回にした。以前は1回だっ
た。人参と葱、そして納豆に豆腐。実に身体の調子が
いい。人参や葱は嫌いだったが、最近の葱や人参は
全く臭いも味もない。食べやすいが、はたして栄養は
あるのだろうか? 無農薬、有機栽培の品でないとダメか?

とりあえず、背中の鈍痛はない。虫歯の痛みも消えた。

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偽善

2009-01-16 09:09:32 | 心の問題
早朝民放ラジオで、聴いたことのない宗教だが、
スポンサーとなって番組を放送していた。
「他人に親切にしたことが、周りまわって、人から
恩恵を受けた」という事例をドラマ仕立てで紹介し、
「人の為と書いて“偽り”と書くが、これは、人の
為にすることが、その人の為と思うのは “偽り”
(=間違い) で、周りまわって、自分のためになる
という意味での“偽り” なのだ」と結んでいた。

なるほどなるほどである。私も時々他人に親切に
してあげることがある。この “あげる” という言い
回しが相手を “見下し” ていて“偽善”なのだと
思っていた。
「その人の為と思うのが“偽り”で、自分の為」と
理解すれば、心も軽くなった。人には親切にすべし。
しかし、“おせっかい、ありがた迷惑”と思われない
ように心することだ。

ローマでは、老婆が重そうな荷物を両手に持って
階段をよっこらよっこら、そこで『荷物を持ってあげ
ましょうか』と親切心を出して、手を差し伸べたら、
『泥棒! 泥棒! 』と騒がれ、窃盗未遂で逮捕された」
などという話もある。日本も『人を見たら泥棒と思え』
の社会になりつつある。ご用心ご用心。

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朝起会

2009-01-16 07:43:12 | 心の問題
「朝起会」は社会の縮図だ。何不自由ない生活の人から、
社会の底辺にうごめく人までいる。

公園でホームレスをしている人まで、はいってきて困った
ことがあった。早朝4時から6時まで暖がとれるからだ。
会員仲間が服を用意したり、職を斡旋したり、一年間いろ
いろ面倒みたが、やがて来なくなった。自立したのか、
ホームレスに戻ったのか、後は本人の意識の問題だ。

交通事故で半身付随となり、働くこともできず、身寄り
もなく、生活保護を受けている人もいる。毎朝、不自由
な身体でもきちんとYシャツにネクタイを締め、スーツ
を着て、1時間以上かけて歩いてこられる。彼にとっては
朝起会場だけが社会と接する場なのかもしれない。つつまし
やかで真摯な態度に、我々は胸を打たれる。一度帰りに車で
家まで送ってあげた。(そのような親切は不要だったと後で
気づいたのだが)。狭い市営住宅に、冷暖房も家具も無く、
清貧な生活ぶりだった。こういう人にこそ生活保護はある
べきだと思う。

自分も決して豊かでないのに、生活困窮者を親身になって
世話している人もいる。弁当を弁当を差し入れたり、区役所や
民生の相談窓口に付き添ったり、“お人よし”とも思える
くらい、自分を捨てて、世のため人のために生きている。
人間とはかくも美しいものかと思う。

「会の運営にと1,000万円を寄付した」と噂される人もいる。
本人は口にしない。あくまで噂だ。そんな噂話を聞くと、
会員以外の人からは「やっぱり邪教だ、危ない危ない」と、
非難する声もネット上にあふれている。

いろいろ見聞きして思う。「1,000万寄付して、本人は満足
しているのだから、いいじゃないの」と。

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派遣村方式に賛否

2009-01-16 06:44:42 | 社会問題
「派遣村に集まった人たちの272人が生活保護を申請し、
3日後には全員に認められた」とのことで、愛知県でも
生活保護を求める人が“県内外”から殺到。自治体は
悲鳴をあげている。その一方、「市は臨時職員を150人
募集したが、面接を受けたのは30人で、採用は25人に
とどまった」との新聞記事。テレビでも「介護は難しそう
だからイヤだ」とか「農業は辛そうだ」と答える失職者。

税収が大幅落ち込む中、生活保護で、一人に15万円も
支給されるのだ。私の月収よりはるかにいい。しかも
家の無い人には、敷金まで面倒みる。これでは、汗水
たらして働くのが、バカらしくなろう。世の中にそうした
気分が蔓延しなければいいが。

私も実は、会社倒産で退職した時、社宅は出なければ
ならない、マンションを借りるにも「無職はダメ」と断られ
往生した。幸い助けてくれる人がいて、住む所を確保
できた。
土方でも警備員でもやろうと思ったが、職安で「そのような
仕事は希望者が多く、あなたには回せない」と断られた。
それでも「生活保護」を受ける気は毛頭なかった。多くの
人に助けられて、なんとか10年生きてこれた。「あなた
には“徳”がある」とよく言われる。普段から“徳”は磨い
ておくもの。宗教はそのようなことを教えてくれている。

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