現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

六角堂

2009-01-29 11:15:46 | 心の問題
中日新聞連載中の五木寛之の『親鸞』。いよいよ
六角堂への参篭である。比叡山から毎夜、京の町
なかにある六角堂に通うのだ。この話は有名だが、
「静寂な堂で祈る」ものと想像していた。五木氏に
よれば、六角堂は「貴賎上下、救いを求めて人々が
集まり、夜も人の絶えない賑やかな場所」だったと。
「大半は浮浪の者と思われる貧しき者、弱き者、
病める者。本来寺はこうであらねばならぬ」と。

六角堂は、今も京都の中心地で、池坊の発祥地と
して、その本部会館が建つ観光名所だが、寺伝では
聖徳太子ゆかりの堂。

大阪の四天王寺も聖徳太子創建の寺だ。現在、
四天王寺には多くのホームレスが住み着いている。
それを仕切るボスもいて、秩序が保たれているので
寺としてはホームレスを黙認している。
京都の寺は、いっさいホームレスを受け入れない。
昨年虚無僧で京都に行った時、野宿する場所がなくて
困った。公園でも寺でもすぐ警備員や警察官が回って
くるのだ。京都の寺は観光客のため、金目当て、金の
成る方にしか目を向いていない。これだけ失業者が
あふれてくると、さてさてどこまで排除できるやら。

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インフルエンザ猛威

2009-01-29 09:54:58 | 虚無僧日記
朝起き会も良し悪し。「風邪ぐらいで休んではいかん。
朝起きにくれば風邪なんか治る」そう信じてか?風邪
をひいている人が多い。後ろでも横でも咳やクシャミ。
インフルエンザだったらうつされそうだ。それは病院も
同じこと。普通の風邪で治療してもらいに行ったら、
インフルエンザをうつされたなんてことも聞く。

インフルエンザが猛威とか。Wiki pediaで検索してみる。

予防の第一は、「人混みや感染者のいるところに近寄らないこと」。
フムフム、朝起き会や病院には行かない方がいいということか。

「マスクの着用で、ウィルスへの体内への進入を減らす」。
ウーム、マスクをしてでは尺八は吹けない。

「部屋の湿度(50~60パーセント)を保つ」。そうかさっそく
24時間風呂の蓋を開け放しにする。部屋中湯気濛々。これで
よし。尺八にもよし。(以前冬に何本も割れてしまった)

「うがいが有効である。 水道水によるうがいは効果あるが、
ヨード液によるうがいは効果が見られなかった」。
?なに? 先日薬局で「イソジンうがい薬」を買ってきて、
毎日帰宅すると、水に薄めてうがいしている。説明書きには
「ウィルスも殺す」とあるが、「実験結果、効果が無かった」
とは。「水道水の方が効果あり」とはどういうことじゃ。愕然。

鈴花曰く「効くと思っていれば効くし、効かないと思って
飲めば、薬も効かない」と。そうだ、すべては心の持ちよう。
私は、インフルエンザには一度もかかったことがない。映画
「感染列島」でも、かかって死ぬ人とかからない人がいるのだ。
「自分は絶対にかからない」と思えば、朝起き会も平気平気。

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