現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

禿げとアロエ

2009-02-13 20:04:08 | 虚無僧日記
60歳過ぎて、まだ髪は黒いが、だいぶ薄くなってきた。
TVで「アロエがいい」と聞いて、木立アロエを栽培していた
が、一昨年だったか、全部捨て、アロエベラに替えた。
アロエベラの方が肉厚で効果がありそうに思えたからである。
ベランダでの鉢植え栽培だが異常に増える。2年で10鉢にも
なった。せっせと毎日頭に汁を塗り、葉肉は食べている。

ところが、Wikipediaでアロエを検索してみたら、「薬効が
あるのは木立アロエのみで、その他には無い」と。ぎゃふん。
それも、火傷には効くが、発毛育毛効果は、今のところ証明
されていないそうな。がっかり。

母が心配して、いろいろ発毛・育毛剤を送ってくれる。いず
れも一本1万円近くする。それを3種類も毎日浴びるように
かけている。そのせいか、とりあえず最近は現状維持。

500万もかけたが、つるっ禿げになったので、訴訟を起し、
500万を取返した御仁がいたっけ。
ネットでは「育毛剤は使ってはいけない。正しい洗髪で、
髪の毛は生えてくる」というのもあった。何を信じたら
よいのか。

虚無僧は一切を捨てきる修行なのに、「虚無僧は有髪の
非僧非俗」と、髪に執着する私だ。実は頭の形がでこぼこ
なので、丸坊主になった自分を想像するとぞっとするのだ。
「それまでに命終わりたい」と母に言ったら、えらい怒った。
「親より先に死ぬとは、親に対する最大の面当てだ」と。
母は私がつるっ禿げになるまで、まだまだ生きているようだ。



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ケイタイ話

2009-02-13 11:29:00 | 虚無僧日記
ラジオから男女のバカ笑いの声。なかなか止まない。
何事かとよくよく聞いてみれば、

アナウンサー仲間で年始恒例の飲み会があった。みな
よくしゃべる。楽しい集いだった。宴が開けて、Aさん
からメールがきた。「今日は楽しかった。こんな楽しい
飲み会は、(・・・ )白髪が生えるまで続けましょう」と。
(・・・ )内をよく読まずに「はい、私はもう(白髪が)生えて
ます」と返信した後で、あらためて彼のメールを読むと、
なんと( ・・・ )の部分は「共に」ではなく「あそこに」だった。
もう、恥ずかしいったらありゃしない。訂正のメールも
打てないし、今日ここで「私はまだ(あそこには)白髪は
生えてません」と大きな声で言わせてもらいます。と
いうことだった。相手の男性キャスターが「抜いてたり
して」とつっこみ、そこでギャハハハハのバカ笑い。
「ケータイの毛痛い話」おそまつ。

ケータイ・メールはもう現代人には欠かせないツール。
「口ほどにものをいう指先」だ。私の母もメル友と交信
している。私はケータイも持ってない。これからは電車に
乗るのも、改札口はケータイをかざすだけで通れるとか。
でも、ケータイでウン万円も請求がきて、結構痛いとか。

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宗次徳二氏

2009-02-13 10:16:15 | 虚無僧日記
去年の今頃は、宗次ホールでの笹野大栄さんとの箏尺八
コンサートを控えて緊張の日々だった。宗次ホールとは、
「カレーのCoCo壱番」のオーナー宗次徳二氏が、私財を
投じて名古屋のど真ん中、栄に建てたクラシック専門の
ホール。
その宗次徳二氏について、2/3 の中日新聞が大きく取り
上げていた。

なんと、宗次(むねつぐ)氏は、孤児で兵庫県内の擁護施設
で育てられ、3歳で養父母に引き取られたものの、養父は
競輪で借金を重ね、「明かりはロウソク、家具はりんご箱
だけ」という暮らしだったそうな。豆腐屋で早朝から働き
生活費や学費を工面して高校に通った。まさに苦学生時代、
心の癒しとなったのがクラシック音楽だった。
「不幸だとは思わない、むしろ貧乏だったのは自慢。その
おかげで今の自分がある」と。高校卒業後、不動産屋など
で働き、25歳で喫茶店を開く。奥さんの手作りカレーの味
が評判となり、29歳で「CoCo壱番屋」を創業し、がむしゃら
に働いた。そしてチェーン店が1,000軒に達したのを機に、
53歳で店の権利を社員に譲り、20数億円が手元にあった。
そのお金で、“社会への恩返し”と、クラシック演奏家の
支援の一助として、ホールを作り、1,000円という安い料金で、
良質な音楽を提供することに。また、シュトラスバリウスを
購入して、演奏家に無償貸与もしている。

脱帽である。私も「尺八界発展への貢献」が、幼い頃からの
願望だった。しかし、この60年3億円を浪費しただけの人生
だった。もう先がない、あとは宝くじにでも頼るしかないか。

いやいや一休は、60歳過ぎて人気沸騰し、81歳から6年
かけて大徳寺を再建した。その額、現在に換算して20億
とも。負けてなるものか。まだまだ人生これからじゃ。

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太郎・一郎に純一郎

2009-02-13 07:33:58 | 政治家
小泉氏、首相を痛烈批判 「選挙戦えない」(共同通信) - goo ニュース

太郎(麻生)と一郎(小沢)の一騎打ちかと思いきや、
純(正)一郎(小泉)が参戦してきた。
ニュース畑の「誰が総理にふさわしいか」の投票は、
昨日まで
1 麻生太郎  61票 54%
2 小泉純一郎 10票  9%
3 小沢一郎    9票  8%

麻生内閣の支持率は、一時 87%まで上がっていたから、
ここはネット右翼の溜り場のようだが、さてはて、
小泉純一郎大御所様のお出ましで、どうなることか。
小泉氏は「定額給付金にも反対」とか。それだけは
困る。当てにしていた市からの交付金が、財政難を
理由に入ってこず、その上、定額給付金も夢と消えては、
支払に窮して困る困る大困るだ。

そこで一句、吟じます。
「あっそうねとォ こういづまでもォォ 笑ってられないィィィ
 低額給付も 無しとなればァァァ」

 (無いと思います。イチロー)

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