2/5 高幡不動へ行ってきた。多摩丘陵の一画、3万余坪の
寺域に、丈六の不動明王を祀る不動堂、五重塔、奥殿、大日堂
が点在する。また、新撰組副長土方歳三の菩提寺でもあり、
土方歳三の銅像や碑もあった。
受付の若い僧に「大鳥逸平」について聞いてみた。すると
「史料は何も無いが、昔、大泥棒がここで興行を開き、
捕まったという話は聞いている」とのこと。
ネットで検索して一件だけヒットした。
「日野市郷土資料館」に、葛飾北斎門下の「北一」の肉筆画に
「大鳥逸平次逮捕の図」というのがあるらしい。「武蔵名勝図会」の
挿絵として描かれたが、「名勝図会」には掲載されなかったという。
「大鳥逸平次は、高幡不動尊で行われた相撲興行のおり見物に来て、
召捕られた。この話、江戸時代中頃、柏崎永以(国学者)の著作と
推定されている『古老茶話』に記載されている」とのこと。
大鳥逸平次に組する者の中には、旗本の息子やご家人までが、多く
加わっており、300人が処刑あるいは遠島(島流し)になった。
この時、大鳥逸平次は25歳だった。「大鳥居」とか「大嶋」「逸平」
「逸平次」とも。幕末の幕臣に大鳥圭介がいるが、関係は無さそう。
「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。
「一休と虚無僧」で別にブログを開いています。
寺域に、丈六の不動明王を祀る不動堂、五重塔、奥殿、大日堂
が点在する。また、新撰組副長土方歳三の菩提寺でもあり、
土方歳三の銅像や碑もあった。
受付の若い僧に「大鳥逸平」について聞いてみた。すると
「史料は何も無いが、昔、大泥棒がここで興行を開き、
捕まったという話は聞いている」とのこと。
ネットで検索して一件だけヒットした。
「日野市郷土資料館」に、葛飾北斎門下の「北一」の肉筆画に
「大鳥逸平次逮捕の図」というのがあるらしい。「武蔵名勝図会」の
挿絵として描かれたが、「名勝図会」には掲載されなかったという。
「大鳥逸平次は、高幡不動尊で行われた相撲興行のおり見物に来て、
召捕られた。この話、江戸時代中頃、柏崎永以(国学者)の著作と
推定されている『古老茶話』に記載されている」とのこと。
大鳥逸平次に組する者の中には、旗本の息子やご家人までが、多く
加わっており、300人が処刑あるいは遠島(島流し)になった。
この時、大鳥逸平次は25歳だった。「大鳥居」とか「大嶋」「逸平」
「逸平次」とも。幕末の幕臣に大鳥圭介がいるが、関係は無さそう。
「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。
「一休と虚無僧」で別にブログを開いています。