現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

○○砦の三悪人

2010-02-24 23:35:48 | 虚無僧日記
ボクシングも相撲もスキーも人気低迷。その人気を支える
最期の牙城が、亀田綱毅、朝青龍、そして国母和宏だった。

この3人は『人気取り手(砦)の三悪人』だ。

国母君については、もう異例の「手の平返し」で、彼を
支持するコメントが多数を占めている。

朝青龍についても、内館、やく両氏を批判する声も多数
出てきている。モンゴルでは「優勝記録を更新させまい
とするいやがらせ」と納得していない。

もとより、彼等3人の問題行動は、私も容認するもの
ではない。不快だ。だがそれ以上に、彼等をそうさせて
いる背景に嫌悪を感じる。

高見山、曙が、親方や部屋の先輩力士、さらには相撲協会
からイジメや不当な差別を受けていたことは、もれ聞こえ
てる。

決してフェアでない団体が、彼等を非難することが、
不興なのである。「隠し砦の三悪人」は、団体、組織の
長なのかもしれない。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

日記@BlogRanking





つなの器

2010-02-24 22:51:34 | 社会問題
やく氏バッサリ引退勧告「辞表出さないと」(スポーツニッポン) - goo ニュース

やく氏、朝青龍に「綱の器にならないように」(スポーツニッポン) - goo ニュース

「断髪式をやっている最中に、警察が館内でスタンバイしているような
ことはないようにしてもらいたい」と、漫画家のやくみつる氏。

松本清張の小説「砂の器」にかけ「ツナ(綱)の器にならないように」
とは、さすが 漫画家、面白い。

やく氏は「日本相撲協会・生活指導部特別委員会」の委員だそうだ。
ヒール(悪役)の朝青龍をバッサリ切捨てた。

寄ってたかって非難を浴びている朝青龍だが、「きっこのブログ」は
私と同意見。国母君と同じ構図。スキー人口激減で危機意識を持った
スキー連盟が、若者を取り込むためにスノー・ボードをオリンピック
競技に取り入れた。スノーボードが若者の反逆精神のシンボルとなって
おり、国母君はそのトップスターであることを弁えず、彼に似合いも
しないスーツを押し着せた。そのことの方がおかしい。

それと同様。昨今、相撲競技人口は激減。日本人の若者からは力士の
なり手がいないために、モンゴルやらロシアやら、外国人を引っ張って
きて、ようやく人気を保っている相撲協会だ。その外国人力士に伝統
だの因習だの、言葉づかいまで押し付けている。

それに従わないならと首を切る。ホントは、立場が弱いのは日本相撲
協会の方だ。朝青龍をクビにした後の大相撲は、凋落の一途を辿る
だろう。相撲は「国技」という詐称を止めることだ。

こんなこと書いたら、このブログ炎上するかなぁ。(しない、しない)
と天の声。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

日記@BlogRanking



上村愛子ブログ

2010-02-24 21:45:24 | 虚無僧日記
女子モーグル4位に終わった上村愛子。ニッセイの
オリンピック応援CMの顔は“仲間由紀恵”似で
輝いていて美しかった。美人は特じゃのォ。私も
注目して競技を見ていた。

競技を終えた直後のインタビュー。
「どうして、一段 一段 なんだろう」そして
涙が頬を伝う。深い感慨がこめられていた一言だった。

競技翌日の上村愛子のブログをのぞいてみた。

「どうして、こんなにも沢山の人が私を支えてくれるのに、
 なんで 結果は 残せないんだろう。
 メダルはいつも ちょっとのところで 届かない。

  私の友人が言ってくれました

  難題のない人生は『無難な人生』
  難題のある人生は『有り難い人生』

  私はその後者を歩いてると。」

そして、「山あり谷あり、難題をいくつも乗り越え、乗り越え、
スキーの上達とともに、人間として成長してきた」ことにも、
感謝の言葉を述べている。すばらしい!。


ところで、以前(2006.8.2) 上村愛子が、ボクシングの亀田興毅
の世界タイトルマッチを観戦して、ブログで「感動した」と書いて、
批判メールが殺到、ブログが炎上したらしい。ところが 今回、
自身の競技を終えてのコメントは、全然炎上する気配無しとは、
ちと淋しい。4位ではダメですか。世間の風は冷たいのォ。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

日記@BlogRanking



2/24 経営研究会

2010-02-24 20:58:24 | 虚無僧日記
2/24 「愛知県経営研究会」なる団体の会合に
呼ばれて行った。先月(1/11) 中日新聞に、
「塩ビ管尺八」の紹介記事が載ったことで、
尺八界の現状と「塩ビ管尺八」の開発について
の話を求められ、市川三昭氏とともに招かれ
たのだ。

“ものづくり愛知”の経営者の方々である。
いつもとは聞き手が違う。

「尺八界も今は冬の時代である。しかし140年前も、
明治維新で普化宗が廃止され、虚無僧は姿を消す
はずだった。ところが普化宗が廃止されたことで、
尺八は虚無僧の特権から離れ、一般人の間に広まる
ことができた。太平洋戦争に向けて、尺八は大流行
したのだ。
その反動で、戦後は“日本的なもの”は肩身が狭く
なった。今、尺八は廃れる一方だが、巻き返しを
図るにはどうしたらよいか」というテーマで1時間、
尺八演奏を交え講演させてもらった。

時あたかも、冬季オリンピックが開催中。スキー業界
にとっては倒産相次ぐ中で、起死回生を求めての
オリンピックなのだ。
スケート人口は尺八より少ないのに、スポンサーが
付き、マスコミが華々しくとりあげてくれる。
尺八がマスコミに取り上げられるには、何が必要で、
何が足りないか、何をどうすればいいのか」という
話で、理解を得た。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

日記@BlogRanking