現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

お江と分部

2010-03-03 20:27:14 | 虚無僧日記
3/3 津市分部(わけべ)にある本願寺での「ひなまつり」の後、
地元の郷土史意家による「お江と分部氏」の講演があった。

室町時代、ここ願寺の周辺は分部氏の城があった。本願寺は
分部一族の婦人が建てた尼寺だったそうな。その分部氏と
「お江(おごう)」が関係あるとは意外だった。

NHK大河ドラマ、来年は「江~姫たちの戦国~」。
信長の妹お市の三女で、徳川秀忠の正室となった「おごう
(お江、お江与、小督) の生涯だ。そのスタートは、津から
始まるとのこと。

浅井長政が信長によって滅ぼされた時、お市と3人の娘が
小谷城から脱出した。その後、9年間も上野城で安穏の
生活をしていたとは知らなかった。

上野といえば「伊賀上野」が有名。新聞でも「伊賀上野」と
報じているものもあるが、なんと「伊勢上野」で、津市
安芸町にあった上野城とのこと。伊勢上野城を築城したのも
分部氏。だが、信長の伊勢進攻で、信長の弟「信包」が
入って来、分部氏はその配下となる。

NHKで「お江」役に選ばれたのが「上野樹里」さん。津市は
「伊勢上野城と、上野お江」を町起こしにしたいと意気込んで
いるそうな。

伊賀上野や津は、その後、藤堂高虎が領主となる。津市では
「藤堂高虎を大河ドラマに」と運動を展開してきていた。
それが成らず。思いがけず「お江」の舞台となった。これも
いろいろ努力してきた結果と、“舞台裏”を興味深く聞いた。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

日記@BlogRanking「60代の日記」ランキングです。クリックお願いします。


3/2、3と 寝ずの仕事

2010-03-03 00:52:02 | 虚無僧日記
毎年 3/2~3 は大忙し。

3/2 朝起会では、先師の誕生日ということで
「感恩報謝」の日。県会議員、市会議員はじめ
大勢の方がみえる。その準備と演談の原稿書きで
ほぼ徹夜。そして、津市分部の本願寺に向かう。
一絃琴の眞道さんとそのお弟子さんたちとの
リハーサル。夜6時から「ひな祭り」の前夜祭。
帰宅が夜の11時過ぎ。

そして、翌朝 3/3 の朝起会での「ひなまつり」の
準備。朝起会が終わったら、すぐまた津に飛んで、
本願寺で、10時から「ひなまつり」昼の部。

午後は郷土史家の講演を聴いて、夜は詩吟教室。
車の中で 20分ほどずつ、数回寝ただけだった。

NHKでオリンピックの特報番組のキャスターを
務めていたベギーさんも、一日睡眠 20分で「元気、
元気、大丈夫、大丈夫」と言っていた。

中日新聞 2/28 掲載の「国立長寿医療センター総長・
大島伸一氏」の寄稿。「年寄りは寝るな」だと。
江戸時代の儒学者貝原益軒の『養生訓』に、そう
書いてあるそうな。理由は述べてないとのこと。

寝ないと いいことあるのかな?

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

日記@BlogRanking