現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

みどりにはん

2010-03-15 22:59:07 | 社会問題
江戸時代、『離縁状』は三行半で書いたので、「三行半」と
書いて「みくだりはん」と読む。ストレートに言わない江戸の
人の知恵だ。

  今般 双方 勝手合を以 及離縁
然ル上者 其元儀 何方 縁組
  いたし候共 私方に二心無
  依之 離別 一札 如件

意訳は「この度、双方協議の上、離縁となり、ついては、今後
あなたが誰と結婚しようとも、異存はありません」と潔い。

昔は男が女に「三行半(みくだりはん)」を突きつけた。
現代では、女性側から突きつけられ、うろたえるのが男。
男は未練がましい。

「離婚届」は緑色のインクで印刷されているので「緑の紙」
といえば「離婚届」の用紙。いきなり「緑の紙」を突きつけ
られて「これに“判(はん)こ”ください」。私もそうだった。

今や「みくだりはん」でなくて「緑(みどり)に判(はん)」。
「みどりにはん」は私の新造語。流行るかな?


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離婚率

2010-03-15 21:46:57 | 社会問題
「離婚率」を調べてみると、2種類の指標があるそうな。
一つは、「人口 1,000人当たりの離婚件数で、2002年で
「2.3」。翌 2003 年 からは4年続けて下がっているので、
国際的には60位以下で、高い方ではない」とのこと。

もう一つの計算は、今年出された「結婚届」と「離婚届」の
数を比較するもの。「結婚10組に対して、離婚3組」などと
報道されるから、「夫婦3組に1組が離婚」と驚くが、
これは「数字のトリック」。少子化、晩婚化で、毎年の
結婚数が減っており、それにもかかわらず、10代、20代の
離婚が激増。そして「定年・熟年離婚」が増えているためとか。

若年層の離婚率は飛び抜けて高く、19歳以下の女性では
約60%、20~24歳女性でも40%を超えるとのこと。
「できちゃった、結婚しちゃった、あきちゃった」だ。

「熟年離婚」「定年離婚」も10年前の20倍とか。類は類を
呼ぶで、私の周りは離婚者が多い。


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三つのK

2010-03-15 20:50:50 | 社会問題
結婚相手条件に「三つのK」=働く独身女性は現実志向-アクサ調査(時事通信) - goo ニュース

「アクサ生命」が行った調査。

「結婚相手とする男性の条件は、『三つのK』
「価値観」「金銭感覚」「雇用形態の安定」。

バブル期の「高収入、高学歴、高身長」の『三高』
は影を潜め、現代女性の現実志向が鮮明となったと。

「価値観が合うこと」61.8%
「金銭感覚の一致」 27.0%
「雇用形態の安定」 26.3%

「高収入」 は9位 12.3%
「高学歴」「高身長」はそれぞれ19位、20位で、全体の1%強にとどまった。

男性に求める理想の年収は平均で552.2万円だった。

この3点、全く同感である。価値観が合わないのはどうしようもない。
金の使い方で、しょっ中もめた。最後、転勤、減給、リストラへの不安で、
夫婦関係は崩壊した。

ところで「アクサ生命」とは珍しい。元「日本団体生命」。
前社長は私の東京の家の“お向かいさん”だった。朝、黒塗りの
社用車が毎朝迎えに来ていて、車に乗り込まれたのに、私を
見かけると、わざわざ降りて来られて、私に挨拶されたことが
2、3度あった。腰の低さにびっくりである。


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社団法人解消?

2010-03-15 09:24:07 | 社会問題
3/14 (社)関西吟詩文化協会の師範大会が港湾会館で行われた。
社団法人だが、詩吟の一流派であり、私もその一会員(師範代)
である。そこでの会長挨拶で、「このような大会は、今後開催
できない。これが最後となる 」との 説明があった。

寝耳に水。なんでも「社団法人」の法律が改正されたそうな。
「社団法人」の登記だけではダメで、内閣府の管轄になる
「公益認定委員会」で、「公益事業としてふさわしい」との
認定を受け、「公益社団法人」に移行しなければならない
とのこと。

「公益社団法人」の認定を受けるためには、「不特定かつ多数
の者の利益の増進に寄与するもの」でなければならない。

というわけで、今までのような会員のみを対象にした大会は
公益とはみなされないから、開催されないとのこと。

会計処理も、会員からの会費の半分は公益目的事業費に、
半分は事業運営の必要経費として使われなければならない。

つまり、「会員のため」から「公益のため」への抜本的な
意識改革が必要とのこと。

ふーむ。わかったような、わからんような。詩吟は健康に
いい。会員の平均年齢 70歳以上。80、90でもピンピンして
いる。「老人の健康のため」では「公益」にならないのか?
会員は3万人もいる。立派に「多数の者の利益の増進」に
寄与しているではないか。
青少年の健全なる成長を願っての教育的目的も果たしている。

あとは、「不特定の人に開かれた会でなければならない」と
いうのが課題だそうだ。。

大会や発表会は、入場無料。いつも「ご来場歓迎」なのだが、
一般の人が入ってくることはまずない。問題は、一般の人にも
楽しまれる企画の公演にしなければならないということか。

「法改正」が詩吟の活性化になるとは、いいことだ。


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社団から公益社団に

2010-03-15 08:59:24 | 社会問題
現行の社団法人が、「公益事業」を行っているとの
内閣府の認定を受け「公益社団法人」に移行しな
ければならないとのこと。

(社) 三曲連盟はどうだろう。三曲の普及のために、
小中学生を対象にした公開講座や学校への出前
演奏なども行っている。「広く一般大衆」に親しんで
もらいたいというのは、邦楽関係者の共通の願いだ。

しかし、自分の生活のために弟子を増やす目的での
PRは「営利事業」となる。「邦楽の普及」という
視点から「不特定多数の人の公共の利益」のためと
なると、何だろう?

各県や市ごとにある(社)三曲連盟、(社)三曲協会だが、
現状は特定の流派が独占していて、不特定多数には
開放されていない。「普及に努める」と『規約』では
うたっているようだが、「三曲」が「地唄系の三絃と
箏と尺八」であることすら、部外者には知られていない。

今までやってきたことでは、普及もままならないの
だから、視点を変えた抜本的改革が望まれる。


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(社)実践倫理宏正会

2010-03-15 08:24:06 | 社会問題
「社団法人法」の改正に伴い(社)実践倫理宏正会は
どう変わるのだろうか。何も話は聞こえてこない。

そもそも「宗教法人」ではなく「社団法人」であること
を“隠れ蓑?”に、「頒布」と称して普及を行っている。

「不特定多数の人の幸せのために」と普及しているの
だから「公益事業」だろうか。
でも普及頒布が「会員獲得」のため、「資金集め」の
ためとなると「公益」にならない。会員が納める会費も
半分は「公益」のため、半分は事業運営のための資金
として使われ、「利益を分配してはならない」となると、
会長の懐に納められる額は制限されるのか。

「(財)日本漢字能力検定協会」も「公益事業団体」と
して、不当な利益を挙げてはならないのに、巨額の
利益を会長一族が独占していて、槍玉に上がった。

そもそもこうした不正?が行われないように、法が改正
され、内閣府の所管となるそうな。いいことだ。


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