11/7(日) 午後2時から大須へ。
大須観音は、真言宗の別格本山。国宝の『古事記』を
保有しているだけに、“ 尺八乞食 ”には 理解が
深い。境内の片隅で虚無僧していても、不思議と
咎められない。時折、スピーカーから読経や御詠歌が
聞こえてくるので、それに合わせ尺八を吹く。
(虚無僧は、その出自は、高野山につながるのだ)。
周辺の門前町は、以前は“シャッター通り”だった
のが、安売りの「コメ兵」を初め、若者向きの衣料品や、
電気機器、パソコン関係の店が増え、お年寄りと
若者の両方が集う町として 起死回生した。
先日「大須大道町人祭」があったが、今日も、特に
イベントが無くとも、すごい人だった。
ブラジル料理の店やアジア系の店も有り、アジアや
南米系の外国人も多く集まる。外国人は喜捨して
くれないだろうと思っていたら、東南アジア系の
人は次々と入れてくれる。
小さい子共連れの若い夫婦も、大抵入れてくれる。
友達同士で遊びに来ている中学生のグループも、
ごく自然に近寄って来て、入れてくれた。
大須観音の町というシチュエーションが、そういう
“気持ち”にさせるようだ。
若い人は、虚無僧を知らないだろうし、虚無僧に喜捨
することも、人から聞いたり、教わったことなど無い
だろうに、偈箱(げばこ) に入れてくれる。
人から教わらなくとも、そういう“心”になる。それが、
“仏性”か。虚無僧は、そうした心の中の“仏性”を
目覚めさせる役割を果たしているのだ。
「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。
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大須観音は、真言宗の別格本山。国宝の『古事記』を
保有しているだけに、“ 尺八乞食 ”には 理解が
深い。境内の片隅で虚無僧していても、不思議と
咎められない。時折、スピーカーから読経や御詠歌が
聞こえてくるので、それに合わせ尺八を吹く。
(虚無僧は、その出自は、高野山につながるのだ)。
周辺の門前町は、以前は“シャッター通り”だった
のが、安売りの「コメ兵」を初め、若者向きの衣料品や、
電気機器、パソコン関係の店が増え、お年寄りと
若者の両方が集う町として 起死回生した。
先日「大須大道町人祭」があったが、今日も、特に
イベントが無くとも、すごい人だった。
ブラジル料理の店やアジア系の店も有り、アジアや
南米系の外国人も多く集まる。外国人は喜捨して
くれないだろうと思っていたら、東南アジア系の
人は次々と入れてくれる。
小さい子共連れの若い夫婦も、大抵入れてくれる。
友達同士で遊びに来ている中学生のグループも、
ごく自然に近寄って来て、入れてくれた。
大須観音の町というシチュエーションが、そういう
“気持ち”にさせるようだ。
若い人は、虚無僧を知らないだろうし、虚無僧に喜捨
することも、人から聞いたり、教わったことなど無い
だろうに、偈箱(げばこ) に入れてくれる。
人から教わらなくとも、そういう“心”になる。それが、
“仏性”か。虚無僧は、そうした心の中の“仏性”を
目覚めさせる役割を果たしているのだ。
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