現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

11/20 虚無僧25日目

2010-11-21 05:22:17 | 虚無僧日記
今日は栄に出てみた。若者でいっぱい。
また、例の コスプレ?男性に会った。昨日は名古屋駅、
今日は栄でだ。全く不思議。

その「奇遇」が、もうひとつ。
錦通り、針屋町。国際ホテル西側の角で尺八を吹いて
いたら、声をかけられた。グレーのブレザーに赤い
ネクタイのおしゃれな紳士。過分にお布施をいただき、
なんと「宗春ポストを造り、明日除幕式がある」との
こと。

お話を伺えば、『宗春ロマン隊』の活動の一環。

「宗春」は尾張7代藩主。将軍吉宗のライバル。
吉宗の倹約政策に逆らって、商業政策をとり、歌舞
音曲を盛んにし、名古屋の繁栄と「芸どころ名古屋」の
伝統を築いた。その「宗春公を顕彰し、名古屋、
そして日本を元気にしようという活動を行っている」
とのこと。

私も、「名古屋の虚無僧」について話した。

名古屋では、4月の東照宮の祭礼に、各町内ごとに、
仮装してパレードを行った。現在 国際ホテルがある
呉服町の町人たちは、「虚無僧」で参加している。
虚無僧は「侍でなければ不可」とか厳しい掟があった
のだが、名古屋には虚無僧寺が無かったために、町人が
自由に虚無僧に変身できたのだと。

私は、この名古屋の町人文化の象徴でもある「虚無僧」を
復活させたいと常々思っていた。まさに「念ずれば通ず」。
「宗春ロマン隊」との出会いは、その足がかりになりそうだ。


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おもてなし武将隊

2010-11-21 05:21:18 | 虚無僧日記
「名古屋おもてなし武将隊」。ラジオで女性アナが
「ぶじょうたい」と、濁って読んでいた。
「武将」は、名古屋では「ぶじょう」と読むのかいな。
「郷に入りては」で不承不承(ふしょうぶしょう) 承知
するか。

さて、「名古屋おもてなし武将隊」は、名古屋の
観光PRに一役かっているグループ。

「名古屋開府400年」に合わせ、昨年(H21年)に
結成された。名古屋市の「緊急雇用対策事業」の
一環で、市が雇用し、給料を払っている。

メンバーは「織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、前田
利家、加藤清正、前田慶次」の6武将と、陣笠隊。
オーディションで選ばれただけに、殺陣や寸劇の
パフォーマンスもうまい。

市として、観光ポスターやテレビCM等で さかんに
PRしてきたため、じわじわと人気が出、今では
“ おっかけ ”も いるほど。やはり「 露出度 」だ。

特に「前田慶次」役が人気なのは、ゲームソフトの
人気キャラクターでもあるから らしい。

「虚無僧」も採用してもらいたいな。いや、どうも
観光客の中には「おもてなし隊」の一人と 勘違い
されてる方も おられるようだ。

私に握手を求めてきたり、一緒に記念撮影も
頼まれる。虚無僧も「観光名古屋のおもてなし」に
一役かっておるのだ。

「観光PR用」と思われると、お布施は 無しだが、
「今時、珍しい。虚無僧を見た」と 話題になって
くれれば よか。


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