現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

11/9 虚無僧14日目

2010-11-10 07:00:59 | 虚無僧日記
11/7が 「 立冬 」だった。いよいよ今晩あたりから
冷え込んできた。北風も吹き、尺八の音も吹き
消されそうになる。でも、まだ、指先が凍えるほど
ではない。

名古屋駅前は、皆 地下にもぐってしまうので、
人通りは少なくなったが、それでも、今日(9日)は、
若い女性が3人、若いカップル、外国人の若い女性。
そして、恰幅の良いビジネスマンと 次々 喜捨して
くれた。(寒い中で「ご苦労様」)という同情もある
ようだ。

今まで(なかなか入れてはくれない)と思っていた
人たちが、次々と喜捨してくれたのだ。特に、若い
女性が多くなった。

地下鉄のホームでは、前に立って居た10代の女性が、
振り向きざま、スッといれてくれた。

コンコースでは、後ろから「スミマセン!」と声を
掛けられ、振り向くと、若い男性が「(布施)させて
ください!」と。

茶髪にピアスのアンチャンも、財布を出して、近寄って
くる。世の中「善男善女」ばっかりだ。

今日で 2週間。毎日楽しい出会いがあるのも、「幸せを
呼ぶ青い鳥」のおかげか。


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緑鳩の脱走

2010-11-10 06:14:43 | 虚無僧日記
わが家に舞い込んできた「緑鳩(あおばと)」。
カラスにやられて 羽が折れ 飛べない。
毎日、餌をやり、糞の始末をして 面倒みて
やっているのだが、元気になってきたら、
古巣に帰りたいのか、二度脱走した。

箱の上に乗せてある蓋を押しのけて 飛び出した。
そして、ベランダから飛び降りた。飛べないので、
4階から真下に落下。私は、急いで階下に駆け下り、
捕まえて連れ戻す。


駕籠の鳥は、空を飛んでいく鳥を見て、「ああ、
私も自由に空を飛びたい」と。

羽ばたきをすれば、餌が駕籠の外に飛び散る。
それを ついばみに、野鳥がやってきて云う。

「駕籠の鳥さんは いいわね。毎日 餌を探して
飛び回ることなんか しなくていいんだもの。
空を飛べばカラスに、地上に降りれば 猫に
襲われるし。生きていくのは、大変なんだから」
と。

双方、相手が羨ましく、不平不満を抱えて
生きている。どっちが幸せなのか、自分には
解らないのが 哀れ。


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