現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

布団がふっとんだぁ

2012-03-07 21:52:00 | 虚無僧日記
最近、敷き布団を敷くのが面倒になってきた。床(ゆか)に
そのまま寝てしまう。床といっても、電気カーペットが
敷いてあるから、毛布2枚を掛ければ、十分温かい。

なにせ、朝3時起きで、4時から外出しているので、
夜帰宅して、ブログを書きながら 眠くなると、そのまま
ゴロンしてしまうのだ。

そもそも、敷き布団が登場するのは江戸時代の後半とか。
それまで、身分の高い人は、畳を敷いて、その上に横になり、
着物を掛けて寝ていた。農民は土間か板の間に藁を敷いて寝た。
虚無僧は「薦(こも)筵(むしろ)」を敷いて、山野に止宿した。


福沢諭吉も 緒方洪庵塾では、床の間を枕にしてゴロ寝する
だけだったという。軍隊やシベリア抑留の人たちのことを
思えば、布団などなくても寝れるのだ。

そう思ったら、私の頭の中から「布団」がふっとんだ。
これも「断シャリ」か。