現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

若者離なれ(3年3割)

2012-03-28 03:44:49 | 社会問題
熾烈な就活を経て、ようやく就職できた若者が
いよいよ4月から社会人。ところが、ここ10年の
統計では、「1年以内に15%、2年で25%、3年で
30%」が 離職してしまうのだそうだ。

3年で3割という若者離れは 企業にとっても深刻。

「生保セールス」も、「給料の定額保証期間(2年)」を
過ぎると大半が辞めていってしまう。2年間、
固定給を払って育成し、これから独り立ちして
働いてもらう段階になって辞められては、会社としては
大きな損失だ。

職員の年齢別構成は、ワイングラス型。50歳以上が
大半で、それ以下の年齢層は、ワイングラスの細い
柄の部分ということ。

10年勤めれば、年収が1,000万にはなる。
今時、普通の主婦が 年収1,000万稼げる仕事
なんて生保セールスぐらいなもの。10年経てば、
顧客も増え、仕事はずっと楽になる。こんなにいい
仕事はないと思っている。だが、若い人は全く
育たない。最初の3年間の 辛抱と努力が大事なのだ。

「石の上にも3年」「尺八も首振り3年」

保険業界も、尺八界も、虚無僧も、わが一路会も、
詩吟も、居合いも、朝起会も、ラジオ体操も、
朝の喫茶店も昼のレストランも、町内会も、神社や
お寺のお祭りなどの行事も、朝市も、その他もろもろ、
私の廻りは年寄りばっか。ついぞ若者を見かけない。

10年後には8割方が この世に居なくなる。私もだ。
オ~イ、若者よォ~。どこに居るのだぁ~。


「七色仮面」?の「中居正広」

2012-03-28 03:33:44 | テレビ・映画・芸能人
バラエティ番組からNHK紅白の司会と、今や国民的アイドルの
「中居くん」こと「中居正広」。『砂の器』『白い影』『私は
貝になりたい』などシリアスな役でも絶賛されたが、SMAPの
コンサートで見せた「三人の保育園児」の顔は、これまた“かわいい”。
適度に緊張感もあって 抱腹絶倒。

そして、今騒がれているのが「しょうわ時代」の「おじさんダンス」。
3年と職場にいられないのは若者だけでなく、「ぬれ落ち葉」
「窓際族」の「おじさんたち」もだ。その悲哀と、「なにか
見返してやりたい」という切ない夢を叶えるストーリーに
なっている。韓国のアイドルグループ「少女時代」のダンスを
そっくり真似て見事に踊ってしまう「おじさん」たち。
「韓流ブーム」に対する痛烈な皮肉とも受け止められる。

よくぞ、次々と企画を考えるものだ。吉本の役員が言っていた。
「個性(キャラ)は、すぐ“賞味期限・消費期限”がくる。
その時、どう次の“キャラ”を作っていくか。いつも新鮮で
なければならない」と。

中居くんの「七色仮面」「八面六臂」の輝きが、芸能界での
寿命を延ばしているのだ。とにかく、コンサート観客数
1,000万人。テレビを見ない私まで、「中居正広」の
名と顔を知っているのだから、すごいことだ。