現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

「朝起会」とは

2012-03-12 21:45:36 | 虚無僧日記
「朝起会」について「どんな会なのか」と、お問合せを
いただきました。

「朝起会」は 「 (社) 実践倫理宏正会」が主催し、全国
に会場は 800余。会員数は100万とも 200万とも言われます。
それは、会誌の購読者か、一度でも会場に足を運んだことの
ある方の数でしょう。毎日参加している人は、1会場 50名
として 数万人でしょうか。

私の所属する会場では、毎日 100名。うち、毎月「皆出席者」は
60名。元旦など特別記念日には 250名。毎月の「会誌」購読者は
2,000人です。


それぞれの会場は、神社の社務所や公民館、幼稚園などを
借りて行われています。会場は 「(社)実践倫理宏正会」
H.P.
でお調べいだたけます。

「朝起会」については、「(社)実践倫理宏正会」を「wikipedia」で
みていただければ、よろしいかと思います。

中身は、
毎朝5時に『五つの誓い』を唱和し、会長「上広栄治」氏の
著書を読んだあと、会員20名ほどが、『五つの誓い』に
照らして、昨日の反省と今日の誓いを3分以内でスピーチ
します。それを「演談」と云っています。


『五つの誓い』とは

今日一日 三つの恩を忘れず 喜んで進んではたらきます
今日一日 人の悪をいわず 己の善を語りません
今日一日 気付いたことは 身がるに直ぐ行います
今日一日 腹を立てず 不足の思いをいたしません
今日一日 三つの無駄を排し 新しく大地に生き貫きます

※「三つの恩」とは「親の恩、師の恩、社会の恩」
※「三つの無駄」とは「心、金、物」の無駄


内容は、昔から言われていることですが、これが
なかなか守れない。「朝起会」が終わって帰り道、
信号無視の車などがあると、もう 腹を立てたり、
悪口をつぶやいたり。その都度、反省です。

「朝起会」の『五つの誓い』

2012-03-12 21:45:23 | 虚無僧日記
「朝起会」で毎朝唱和する『五つの誓い』

今日一日 三つの恩を忘れず 喜んで進んではたらきます
今日一日 人の悪をいわず 己の善を語りません
今日一日 気付いたことは 身がるに直ぐ行います
今日一日 腹を立てず 不足の思いをいたしません
今日一日 三つの無駄を排し 新しく大地に生き貫きます

※「三つの恩」とは「親の恩、師の恩、社会の恩」
※「三つの無駄」とは「心、金、物」の無駄


私は、1番目の「親の恩に感謝」が、なかなかできず、
母とは しょっちゅう 言い争いをしてました。毎日毎日
8年も「三つの恩を忘れず」と唱え続けて、ここにきて
ようやく、母の心にはいり“愛和”することができました。
そのことだけでも大変な収穫です。

2番目の「人の悪を言わず」、4番目の「腹を立てず」も、
私は、世の中や他人を 批判するこが 自分を主張すること
と思ってきましたから、人の欠点、悪いところ、気に
入らないところばかりを見てきました。

でも、「人を責めたり、腹を立てても、何も解決にならない。
自分を貶(おとし)めるだけ」と ようやく気づき、いつも
笑顔で、人の良いところだけを見ることで、仕事も順調に
なりました。


最後の「金と物の無駄」は、「断捨離」にも相通じ、
だいぶ実践していますが、三つ目の「心の無駄」が、
意外と多いことに気づかされます。

「過去のことをクヨクヨ悩んだり、明日のことを心配したり」
がいかに多いことか。食事の時も、歩いている時も、
電車に乗っている時も、床にはいっても、考えることの
90%は「過ぎた事」か「先のこと」ではないでしょうか。

「過去は 悔やんでも 変えられない」。それより、
「過去は 変えられないのだから、“あれで良かったのだ”と、
気持ち(価値)を 切り替えることはできる」とか、

「明日は晴れるか、雨か」、そんなことを心配するのが
“心の無駄”。「その日、その時になって考えればいい」と
思えば、 人生 実に 楽に生きられるのではないでしょうか。


2/26東京マラソンに隠された国家機密

2012-03-12 10:41:38 | 虚無僧日記
尾崎好美2位、五輪に名乗り…名古屋ウィメンズ(読売新聞) - goo ニュース

先日(2/26)東京に行った時は「東京マラソン」にぶつかった。
ロンドン・オリンピックの選考も兼ねて、トップ・アスリート
から 一般男女3万人が都内を走る。

幹線道路の交通が7時間も閉鎖になる。首都圏の人はもう
慣れたもので、当日はマイカー自粛がなされたのであろう、
都内の交通量はどこも少なかった。ひと昔前なら裏通りが
大渋滞したものだ。

ホテルのテレビで先頭ランナーの走りをずっと見ていた。
新宿から品川、そして銀座を通って浅草まで、何か変な
コースだなと思っていた。
それにしても、都内 42.195kmを2時間余で駆け抜けるとは、
忍者でも無理だったのではと思える。一方一般人は4時間
から5時間かかっている。

赤穂浪士は、両国から品川の泉岳寺まで役2時間で歩いて
いる。一晩徹夜で闘って、怪我人も運びながらの2時間だ。

こうした数字、距離感に私は興味を持っている。そしたら、
ネットで「東京マラソンに隠された都市伝説」というのを
見つけた。

東京マラソンのコースは、都内を十字に切って走る。
普通のマラソンでは有り得ないことだそうだ。つまり、
都内の幹線道路を7時間封鎖することによる交通の流れ、
又、人の移動時間を秘かに測定する実験となっている
とのこと。昨年の3月11日の大地震で、東京もパニックに
なった。全部の交通機関が止まったのだから、帰宅難民が
続出した。そうした大震災や有事の際のデータをとって
いるというのだ。「東京マラソン」の誘致は、石原都知事の
陰謀、いや「深慮遠謀」とのこと。なるほど、さもあらんか。

そして、昨日(3/11)の名古屋ウィメンズマラソン。こちらは
女性のみだが、それでも1万3千人が参加。名古屋市は
東京23区の半分の面積。マラソン参加者も東京の約半分。

さて、どんなデータがとれたやら。


「朝起会」のおすすめ

2012-03-12 04:05:06 | 虚無僧日記
私は50歳で保険会社を退職し、自由業となった。
時間の使い方は自由だから、朝何時に起きようと
勝手のはずだが、幸い、勧められて「朝起会」に
入会して、毎日規則正しい生活をしている。

「朝起会」は、毎朝5時~6時だが、「禊(みそぎ)」と
称して、室内外の清掃と会場作りの準備に参加するなら
4時入門となる。そして「演談」といって、昨日の
反省と今日の誓いを3分以内にまとめて発表する。

これが適度な緊張と刺激になっている。テーマは
「共生愛和」。昨日一日、人と諍(いさか)いを
しなかったか、むかつくことはなかったか。
邪心を起こさなかったか。

仏教でも「身、口、意の三業を侵すなかれ」といって、
「人の悪口を言わない。心で思ってもいけない」
「人を責めない」まして「なぐったりしてはいけない」
と教える。

わかりきったことだが、この箍(たが)が時として
はずれるこどかある。キれることさえも。

箍(たが)が はずれれば、「朝起会」の「演談」で
反省して、嵌(は)め直すことを誓うのだ。これで
人間関係がうまくいき、仕事も成就する。私も
これまで 何百回、反省とお誓いをしてきたことか。

「人間そんなもの」と悟りつつ、少しでも高みを
目指すのが修行かと、毎朝が楽しいでござる。


「身・口・意の三業が作る十種の罪悪」とは

殺生・偸盗・邪淫の   「身三」、
妄語・両舌・悪口・綺語の「口四」、
貪欲・瞋恚・邪見の   「意三」の総称。