がんというのは手術でがんを取っても、転移している可能性があり、5年経って再発しなかったら、そこで初めて治りました、と言えるらしい。
岸本さんが40歳でがんを告知され、5年後に主治医に「治りました」と言われるまでの記録。
今ってほとんど告知するんだね。昔は家族が本人に代わって医者からがんと告知され、本人に知らせるかどうか迷った、という話をよく聞いたが。
確かにその方が治療方針は立てやすい。
遅かれ早かれ人間はいつかは死ぬのだから、勇気を持ってがんに立ち向かえと言うのは、健康だからこそ言えるのであって、がんの告知を受けた患者さんの頭の中はパニックだろう。
それにしても、岸本さん、一人でよく頑張ったなぁと感動する。それとも一人だから家族に寄りかかれない分だけ、自分がしっかりしなくちゃと余計気が張ったんだろうか。
本当に見事な精神力である。
この本の中で、岸本さんの執刀医の竹中先生が「僕が手術した最高齢が直腸がんの患者さんで97歳だった」という話をしている。
がんばるなあ、すごいなぁ、この97歳の生に対する執着心を見よ!! 年間3万人を超す自殺者にも見習ってもらいたい。
岸本さんが40歳でがんを告知され、5年後に主治医に「治りました」と言われるまでの記録。
今ってほとんど告知するんだね。昔は家族が本人に代わって医者からがんと告知され、本人に知らせるかどうか迷った、という話をよく聞いたが。
確かにその方が治療方針は立てやすい。
遅かれ早かれ人間はいつかは死ぬのだから、勇気を持ってがんに立ち向かえと言うのは、健康だからこそ言えるのであって、がんの告知を受けた患者さんの頭の中はパニックだろう。
それにしても、岸本さん、一人でよく頑張ったなぁと感動する。それとも一人だから家族に寄りかかれない分だけ、自分がしっかりしなくちゃと余計気が張ったんだろうか。
本当に見事な精神力である。
この本の中で、岸本さんの執刀医の竹中先生が「僕が手術した最高齢が直腸がんの患者さんで97歳だった」という話をしている。
がんばるなあ、すごいなぁ、この97歳の生に対する執着心を見よ!! 年間3万人を超す自殺者にも見習ってもらいたい。