麻耶雄嵩の作品を初めて読んだ。面白いけど本当に疲れる。作者のサービス精神が旺盛なせいか、どんでん返しの連続で消耗します。
こうなると犯人が宇宙人でも、私は驚かないね。
読み出すと、まず綾辻行人の館シリーズを思い出し、その次に『黒死館殺人事件』『ドグラマグラ』等々が思い出され、ゴチャゴチャ。
エラリー・クインのエッセンスも入っているし、最後にロシア皇女まで出てきて、いい加減にしてくれと言いたい。
マニアックに凝るのはいいが、もう少しスッキリできないんだろうか?
名探偵が2人登場。木更津悠也とメルカトル鮎。木更津もあまり友達になりたくないタイプだが、メルカトル鮎にいたっては、半径10M以内に近づきたくないタイプである。
名探偵が登場してもどんどん人が殺されるのは、金田一シリーズでお馴染みだが、この作品ではなんと10人。いっくらなんでもヒドイんじゃない?探偵などいてもいなくても同じ。
木更津はあや取りしながら推理するからのび太を思い出すし、メルカトル鮎はチャップリンに似ているらしい。これってコメディ?
悪口ばかり書いてしまったが、麻耶雄嵩のデビュー作で作者の意気込みが感じられる作品。一読の価値あり。
こうなると犯人が宇宙人でも、私は驚かないね。
読み出すと、まず綾辻行人の館シリーズを思い出し、その次に『黒死館殺人事件』『ドグラマグラ』等々が思い出され、ゴチャゴチャ。
エラリー・クインのエッセンスも入っているし、最後にロシア皇女まで出てきて、いい加減にしてくれと言いたい。
マニアックに凝るのはいいが、もう少しスッキリできないんだろうか?
名探偵が2人登場。木更津悠也とメルカトル鮎。木更津もあまり友達になりたくないタイプだが、メルカトル鮎にいたっては、半径10M以内に近づきたくないタイプである。
名探偵が登場してもどんどん人が殺されるのは、金田一シリーズでお馴染みだが、この作品ではなんと10人。いっくらなんでもヒドイんじゃない?探偵などいてもいなくても同じ。
木更津はあや取りしながら推理するからのび太を思い出すし、メルカトル鮎はチャップリンに似ているらしい。これってコメディ?
悪口ばかり書いてしまったが、麻耶雄嵩のデビュー作で作者の意気込みが感じられる作品。一読の価値あり。