女流作家マイナが催した、読心術師ペニイクを迎えての夕食会。招待客の心を次々と当てたペニイクは、さらにマイナの夫の死を予言する。
はたして予言の時刻、衆人環視の中で、夫は原因不明の死をとげた。
ペニイクは念力で殺したと言うが、それでは逮捕できない。遅れて到着したH.メルヴェル卿にペニイクは新たな殺人を予告するが…。
カーにしてはオカルト色が薄く、ちょっと物足りない。肝心のトリックだが、偶然がそんなに何度も続くものか…とは思うが、なんといっても、カー大先生だから納得するしかないね。
1937年のイギリスという設定だから、時節柄、ヒットラーとかムッソリーニとかいった固有名詞が出てくる。
ペニイクよ!念力で人が殺せるなら、マラリヤで死にかかった老人を殺すんじゃなくて、イギリスの敵・ヒットラーやムッソリーニを呪い殺さんかい!!
それができれば、英雄になれるゾ!
同じ事が現代の日本でもいえる。
自称・超能力者の皆さん、せっかく超能力があるのなら、タレントの結婚年齢なんか当てるんじゃなくて、キムジョンイルの余命が何年か(何ヶ月か)当ててみぃ!せっかくの能力を世界平和に役立ててください。超能力がもし、本当にあるとするなら…ね。
はたして予言の時刻、衆人環視の中で、夫は原因不明の死をとげた。
ペニイクは念力で殺したと言うが、それでは逮捕できない。遅れて到着したH.メルヴェル卿にペニイクは新たな殺人を予告するが…。
カーにしてはオカルト色が薄く、ちょっと物足りない。肝心のトリックだが、偶然がそんなに何度も続くものか…とは思うが、なんといっても、カー大先生だから納得するしかないね。
1937年のイギリスという設定だから、時節柄、ヒットラーとかムッソリーニとかいった固有名詞が出てくる。
ペニイクよ!念力で人が殺せるなら、マラリヤで死にかかった老人を殺すんじゃなくて、イギリスの敵・ヒットラーやムッソリーニを呪い殺さんかい!!
それができれば、英雄になれるゾ!
同じ事が現代の日本でもいえる。
自称・超能力者の皆さん、せっかく超能力があるのなら、タレントの結婚年齢なんか当てるんじゃなくて、キムジョンイルの余命が何年か(何ヶ月か)当ててみぃ!せっかくの能力を世界平和に役立ててください。超能力がもし、本当にあるとするなら…ね。