先日、読んだ「名探偵の掟」の解説に、この歌野晶午の「長い家の殺人」が紹介されていた。
そういえばサナダさんのブログにもこの作品の感想がUPされていた事を思い出し、さっそく読んでみる。
文字通り、学生向けの長い長いペンションで起こった殺人。死体の消失と出現。
トリックはすごく素直で分かりやすくて、好感が持てる。
推理作家の中には、ものすごく捻って分かりにくくしたトリックが、読者サービスだと思い込んでいる人もいるようだけど、(もちろんそういった凝ったトリックが好きな読者もいるだろうけど)正解率30~40%くらいが一番読んでいて楽しいんじゃないかな。
だって、毎回ハズレだと読む気なくすよ。
ただ真犯人が…ね。この人が犯人より、もっともっと犯人に当てはまる人がいるのに。わざわざ別の人を犯人に仕立てるとは、これも読者サービスのつもりかな?
巻末の解説を島田荘司が書いている。私は、綾辻行人たちと同じように、大学の推理研関係で、島田荘司と知り合ったのかと思っていたが、なんと!!!歌野晶午は、何のアポもなく、島田荘司の家のチャイムを鳴らして「推理作家になりたい」と言ったらしい。
それがキッカケで、島田宅に出入りするようになり、島田荘司の適確なアドバイスのもと、この本が生まれる事になった…ようだ。
へーーーー!何事も行動してみるものですなぁ!
そういえばサナダさんのブログにもこの作品の感想がUPされていた事を思い出し、さっそく読んでみる。
文字通り、学生向けの長い長いペンションで起こった殺人。死体の消失と出現。
トリックはすごく素直で分かりやすくて、好感が持てる。
推理作家の中には、ものすごく捻って分かりにくくしたトリックが、読者サービスだと思い込んでいる人もいるようだけど、(もちろんそういった凝ったトリックが好きな読者もいるだろうけど)正解率30~40%くらいが一番読んでいて楽しいんじゃないかな。
だって、毎回ハズレだと読む気なくすよ。
ただ真犯人が…ね。この人が犯人より、もっともっと犯人に当てはまる人がいるのに。わざわざ別の人を犯人に仕立てるとは、これも読者サービスのつもりかな?
巻末の解説を島田荘司が書いている。私は、綾辻行人たちと同じように、大学の推理研関係で、島田荘司と知り合ったのかと思っていたが、なんと!!!歌野晶午は、何のアポもなく、島田荘司の家のチャイムを鳴らして「推理作家になりたい」と言ったらしい。
それがキッカケで、島田宅に出入りするようになり、島田荘司の適確なアドバイスのもと、この本が生まれる事になった…ようだ。
へーーーー!何事も行動してみるものですなぁ!