ケイの読書日記

個人が書く書評

群ようこ「ぬるい生活」

2014-07-27 18:09:32 | Weblog
 最近、仕事が忙しくてなかなか読めないので、サクサク読める群ようこのエッセイでも読もうと借りてきたが…やっちまったね。

 読み始めて、妙に既読感がある話だなぁ、と思って読んでいたが、群ようこの友達がパニック障害をおこしたという話を読んで、疑惑が確信に変わる。このエッセイ集、私、読んだ事ある!!
 そこで調べてみると、2010年8月24日に、ちゃんとブログにUPしてあるのだ!
 ああ、やっちまったね。


 言い訳させてもらうと、エッセイというのは、同じ題材を使いまわして、色んな雑誌に違うエッセイとして載せることが多いので、似た話が多いのも事実なのだ。
 それにしても…たった4年前の事なのに、こうキレイさっぱり忘れるとは…。こういう事にならないように、読書感想ブログを始めることにしたのに…。
 老化というのは、怖ろしいです。

 
 そうそう、村上春樹のエッセイ集でも、同じことがあった。「やがて悲しき外国語」というエッセイ集だったかな。読み進めていって、1/3ほどの所で、華麗なるギャッピー作者の孫娘と会談する話が載っていて、やっと気が付く。これ、読んだ事ある!
 村上春樹なんて、めったに読まないのに、この有様だものね。

 しかし、考え方を変えれば、同じ本を何度も新鮮な気持ちで読めるという事は、おトクな事かも。
コメント
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