大好きな本・読んだ本
コウイチブログのコウイチさんがブログに感想を書いていらして、面白そうだったので私も読んでみました。
『タカハシ』とは、1970年代後半から1980年代にかけて広島カープで活躍した高橋慶彦のこと。といっても、若い方で高橋慶彦を知っている人は少ないだろうが、地味な広島球団の中では、珍しく全国的に人気があった選手なのだ。
その甘い容姿と野球センスによって。
女優の叶和貴子と噂があり、たびたび週刊誌をにぎわした。バラエティ番組のゲストとしても露出度高し。
かなり前、山口洋子のエッセイを読んでいる時に、彼の名前と出くわしたことがある。
山口洋子は直木賞作家だが、銀座の高級クラブのオーナーママでもあり、仕事柄プロ野球選手とも親交があった。
日本シリーズの最中、広島ベンチに陣中見舞いに行ったら、監督やコーチが生きるか死ぬかの大騒ぎで作戦会議をやっているのに、高橋慶彦は山口洋子の顔を見るなり「彼女とはどうすればいいんでしょう?」みたいな恋愛相談を持ちかけてきたので驚いた、という文章があった。(本当かしら?)
それほど、女の子に追いかけられていたのである。
ちなみにこの本は、村上龍と高橋慶彦の対談集ではない。普通の人々を主人公にして(タカハシヨシヒコが、ちょっぴりスパイスとして顔をのぞかせる)軽快なスポーツ短篇集である。
サッカー大好きな村上龍が書いているなんて意外だが、彼はサッカーでも野球でも、華やかな人が好きなんだろう。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/baseball.gif)
コウイチブログのコウイチさんがブログに感想を書いていらして、面白そうだったので私も読んでみました。
『タカハシ』とは、1970年代後半から1980年代にかけて広島カープで活躍した高橋慶彦のこと。といっても、若い方で高橋慶彦を知っている人は少ないだろうが、地味な広島球団の中では、珍しく全国的に人気があった選手なのだ。
その甘い容姿と野球センスによって。
女優の叶和貴子と噂があり、たびたび週刊誌をにぎわした。バラエティ番組のゲストとしても露出度高し。
かなり前、山口洋子のエッセイを読んでいる時に、彼の名前と出くわしたことがある。
山口洋子は直木賞作家だが、銀座の高級クラブのオーナーママでもあり、仕事柄プロ野球選手とも親交があった。
日本シリーズの最中、広島ベンチに陣中見舞いに行ったら、監督やコーチが生きるか死ぬかの大騒ぎで作戦会議をやっているのに、高橋慶彦は山口洋子の顔を見るなり「彼女とはどうすればいいんでしょう?」みたいな恋愛相談を持ちかけてきたので驚いた、という文章があった。(本当かしら?)
それほど、女の子に追いかけられていたのである。
ちなみにこの本は、村上龍と高橋慶彦の対談集ではない。普通の人々を主人公にして(タカハシヨシヒコが、ちょっぴりスパイスとして顔をのぞかせる)軽快なスポーツ短篇集である。
サッカー大好きな村上龍が書いているなんて意外だが、彼はサッカーでも野球でも、華やかな人が好きなんだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/baseball.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/soccer.gif)
対談集じゃないのですよね。期待を裏切ってしまってすいません……。
でも龍らしいセンスを感じさせる小説だと思います。あの時代のプロ野球のテイストがあって個人的には興味深く読めました。
私は村上龍の作品は、軽いエッセイみたいな物しか読んでないんですよ。小説は読んでません。
村上龍の女性観にはとても興味があります。小説でもこんな感じなんでしょうか?
トラックバックありがとうございます!
村上龍の女性観は小説でも概ねこんな感じな気がします。女性崇拝的というのか、女が男を振り回すっていうのはあっても、男が女を振り回すっていうのはあまりないかもしれません。