「エジプト十字架」以降の国名シリーズはあまり出来が良くない、と聞いていたのでさほど期待せずに読んだが、どうしてどうしてなかなか面白い。
ニューヨークのスポーツスタジアムでロディオが行なわれた。荒馬に乗ったカウボーイたちが拳銃を撃ち鳴らしながらトラックを駆けていたとき、先頭を行く俳優が何者かに撃たれ殺されたのだ。
捜査は即刻開始されたが、凶器の銃はどこからも発見されなかった。
2万人の大観衆が見守る中、犯人はいかに犯行を成し遂げ、凶器を隠しおおせたのか?
私はこの「アメリカ銃の秘密」を読み始めてすぐ、ゴルゴ13の1作品を思い出した。はるか昔に読んだので、うろ覚えだが、ストーリーはこうだったと思う。
アメリカンフットボールファンで満員のスタジアムで、大観衆の目前、1人の男が射殺される。当然すべての出入り口が封鎖され、徹底的な捜査が行なわれるが、凶器は発見されない。
ゴルゴが、あるトリックを使って凶器の銃をスタジアムから消し去ってしまったのだ。
本当に似てるなぁ。さいとうたかを(というか原案者)は、クイーンの「アメリカ銃の秘密」を読んでいたに違いない。凶器の消し方のトリックは違うけど。
ニューヨークのスポーツスタジアムでロディオが行なわれた。荒馬に乗ったカウボーイたちが拳銃を撃ち鳴らしながらトラックを駆けていたとき、先頭を行く俳優が何者かに撃たれ殺されたのだ。
捜査は即刻開始されたが、凶器の銃はどこからも発見されなかった。
2万人の大観衆が見守る中、犯人はいかに犯行を成し遂げ、凶器を隠しおおせたのか?
私はこの「アメリカ銃の秘密」を読み始めてすぐ、ゴルゴ13の1作品を思い出した。はるか昔に読んだので、うろ覚えだが、ストーリーはこうだったと思う。
アメリカンフットボールファンで満員のスタジアムで、大観衆の目前、1人の男が射殺される。当然すべての出入り口が封鎖され、徹底的な捜査が行なわれるが、凶器は発見されない。
ゴルゴが、あるトリックを使って凶器の銃をスタジアムから消し去ってしまったのだ。
本当に似てるなぁ。さいとうたかを(というか原案者)は、クイーンの「アメリカ銃の秘密」を読んでいたに違いない。凶器の消し方のトリックは違うけど。
keiさんはよく取り上げられてますが、エラリークインはかなりお勧めなのでしょうか?
ところで、先日我孫子武丸の本を読みましたが、ミステリーには疎いため評価が難しいです。keiさんはお読みになられたことはありますでしょうか? メビウスの殺人と殺戮にいたる病というものです。
我孫子武丸さんの本は読んだ事ないです。ごめんね。でも、コウイチさんのブログを読むと面白そうですね。
そうそう、村上龍「テニスボーイの憂鬱」図書館で借りました。読み始めて半分くらいで時間切れ。図書館に返却しましたが、全部読まないと気分悪いので、そのうちまた借りようと思ってます。
ただ、前半に出てくるモデルをやっている愛人。あんなにキレイに別れるというのは、ちょっと理解に苦しみます。
相手は妻子持ちで資産家の息子なんですよ。自分はもうすぐ三十路で不安定な身分。
別れる時、それ相当のモノを貰おうとするのが当然のような気がしますが。
コウイチさんも気をつけたほうがいいです。
エラリー・クインですが、理屈っぽいですよ。後で間違いだったと分かる理論を延々と展開します。
でも、それがたまらなく好き!!という人もいるんですよね。
適当に検索してたらたどり着きました。
僕は国名シリーズで「アメリカ銃」だけ未読なんです。他をすべて早川版で揃えてるので、これも早川版がほしいんですが見つけられないのと、「イマイチだ」という評価をよく聞いたからなのですが、この記事読んで読みたくなりましたね。これを機に国名シリーズ制覇しようと思います。
ところでkeiさんの書かれてる「ゴルゴ13の1作品」は多分「神に贈られしもの」というタイトルで、ゴルゴ文庫の29巻の表題作になってます。ゴルゴはお好きなんでしょうか。
そうそう「神に贈られしもの」みたいなタイトルがついてました。
ゴルゴ13は特別好きという訳ではありませんが、あれば読みますね。病院の待合室によく並んでいます。
やっぱり面白いと思いますよ。
私は国名シリーズ最終作「スペイン岬の秘密」を一番最初に読んでしまって、ちょっとひどいなぁ…と感じたので、しばらく敬遠していたのです。
でも歴史的価値のある作品だろうから、やっぱり読んでみようかと「ローマ帽子の謎」を読み始めたら、これが面白い。
順々に読んでいって6作目まで読みました。
あとは「シャム双生児の秘密」と「チャイナ橙の秘密」を残すのみです。
私も今年中に国名シリーズを制覇したいと思います。
もしよろしかったら、JACKさんのURLを教えてください。
これ、評価は低いみたいだけど、面白さはありますよね! 国名シリーズにしては、展開が派手で。
でもクイーンファンから評価が低いのもちょっと分る(^^;。論理的推理が売りのシリーズなのに、ちょっとラストがアンフェアっぽい印象で。
まあボクは個人的に、派手な展開の方が好みなので結構楽しめました。
これ、アメリカが舞台だという事を再認識させられます。ぼーっとしてると、イギリスの話のような気になりますから。