読み応えのある力作。作者自身も前書きの中で「この作品には多くの人物を登場させ、筋も非常に念入りに作りました。この作品の中心になるトリックは興味深いものだろうと私は考えています。」と述べている。私は小説の「ナイルに死す」は今回が初めて読むが、映画「ナイルに死す」はテレビで放映したとき、後半部分をチラッと見たことがあり、それでトリックはわかったつもりでいたのだ。しかし、そのときのトリックとは違っていた。では、あの腹話術をつかったトリックは、いったいどの小説のものだろうか。それとも小説を映画化する時トリックも変えたのだろうか。この謎をとくためにビデオ「ナイルに死す」を借りてこなければ。
ナイル河を進んで行く船の中には横領犯が、テロリストが、宝石泥棒が、万引き常習者が、アルコール中毒者がいる。そしてもちろん殺人犯がいます。ナイル河観光は当時(1930年代)でも大変お金がいるのでこの船の中にはセレブしかいないはずですが、くせのある登場人物がどっさり出てきます。その中で一番クセのあるのがポアロでしょう。
彼はベルギー難民としてイギリスに流れて来たわけですが、もちまえの才能を発揮し成功、かなりお金を貯めこみました。そして優雅な生活を楽しんでいるのです。特に食事にはうるさい。朝は自宅で食べるようですが、昼食そしてディナーはしゃれたレストランを見つけておいて、そこで食事するのを楽しみにしているらしい。先日読んだ「マギンティ夫人は死んだ」の始めのほうにも「一日に3度しか食べられないなんて」と、しきりに残念がる場面がでてくる。根っからの食いしん坊らしい。クリスティの小説に出てくる料理のレシピといった本は出版されていないんだろうか。(メグレ警部の料理本というのはあるらしい)
ポアロの私生活にも興味がある。とてもぜいたくなフラットに住んでいるらしいが、その間取りは?賃貸か分譲か?執事のジョージのお給料はいくら?高いだろうな。ポアロは彼を気に入ってるから。彼は通いなの?住み込みなの?年齢は?テレビドラマシリーズにはポアロの秘書としてミスレモンが登場するが、小説の中で秘書って出てくるっけ。こうゆう事を想像するのが楽しい。
ナイル河を進んで行く船の中には横領犯が、テロリストが、宝石泥棒が、万引き常習者が、アルコール中毒者がいる。そしてもちろん殺人犯がいます。ナイル河観光は当時(1930年代)でも大変お金がいるのでこの船の中にはセレブしかいないはずですが、くせのある登場人物がどっさり出てきます。その中で一番クセのあるのがポアロでしょう。
彼はベルギー難民としてイギリスに流れて来たわけですが、もちまえの才能を発揮し成功、かなりお金を貯めこみました。そして優雅な生活を楽しんでいるのです。特に食事にはうるさい。朝は自宅で食べるようですが、昼食そしてディナーはしゃれたレストランを見つけておいて、そこで食事するのを楽しみにしているらしい。先日読んだ「マギンティ夫人は死んだ」の始めのほうにも「一日に3度しか食べられないなんて」と、しきりに残念がる場面がでてくる。根っからの食いしん坊らしい。クリスティの小説に出てくる料理のレシピといった本は出版されていないんだろうか。(メグレ警部の料理本というのはあるらしい)
ポアロの私生活にも興味がある。とてもぜいたくなフラットに住んでいるらしいが、その間取りは?賃貸か分譲か?執事のジョージのお給料はいくら?高いだろうな。ポアロは彼を気に入ってるから。彼は通いなの?住み込みなの?年齢は?テレビドラマシリーズにはポアロの秘書としてミスレモンが登場するが、小説の中で秘書って出てくるっけ。こうゆう事を想像するのが楽しい。
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