nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

ケアマネジャーに笑顔をもたらす会社です
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作家佐藤雅美氏の著作から思うこと

2007-07-08 20:48:47 | 雑感
「八州廻り 桑山十兵衛」と題して今TVされている(どうやら来週で終わるらしい)原作者佐藤雅美氏の著書「官僚 川路聖謨の生涯」を読んでいる。著者いわく最高の官僚とのこと。そうだと思う、なにしろ百姓身分から勘定奉行にまでなった人だから。
立身出世という面ではなく、それ以外、種々考えさせられる。
1つには時代は人を求める、そのときそのときで必要な人材を排出するような気がする。

海音寺潮五郎、司馬遼太郎、最近では藤沢周平が話題、なかなか佐藤氏は取り上げられないが、佐藤雅美氏の小説は幕末しかも経済面からのアプローチが多い。
幕末の対応を幕府側から見た小説でいままでの明治維新とは別の面が見える。勝海舟などは当時の幕閣をけなしているだけの話が伝わっているが、幕府は幕府でやはりそれなりの対応をしている事情をうかがわせる。

官僚として分を尽くす、気構えを持ってことに処す、職分をわきまえることが川路聖謨の生き方として描かれている。これだけであれば何という官僚でもない。しかし、時代なのだと思う、こうした人物が幕府の中心にいることで外交での舵取りが行えたのかと。

生き方として参考とはなる、とは読後感(半分しか読んでないが)。
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ケアマネジャーは尊敬されるか

2007-07-08 10:15:32 | ケアマネジメント
ケアマネジャーは尊敬されているか、制度上、たしかに重視される立場にありますね。
会社でも部長という職制、課長という立場がありますが、いろんな人がいることも確かで、こんな人が部長、課長ということも。
会社の組織上、職制は尊重されるが部下は必ずしも職制通りには思っていないかも、部長という立場を会社という歴史のなかで位置付けてきた結果、部長という、または課長というステータスを付与されるようになったわけで、その職にあるものはその職を果たす責任が生じます。かりにその職にあるものがその責をはたさないとすると今までの蓄積してきたステータスが壊れることになり、会社としては何らかの対応を考えますね。
役職に甘んじているわけにはいかない、その職責を果たす役割がある、その見返りとして権限と責任と待遇があるわけでしょう。
ケアマネジャーも同じかなと思います、制度上位置付けられた職制ではあるが、たかだか5、6年の歴史しかない、制度上では尊敬されているが、そのケアマネジャーが尊敬されているかは、別のこと。
もっと実績を積まないと、ほんとに尊敬される職制とならない。
人は意外とものを見ています。そして本当のことは言わない。責任ある立場のものは十分心得なければならないなぁと思う次第です。
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