nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

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しおりを送る喜寿の女性

2007-07-11 17:48:55 | ケアマネジメント
ある記事を読んだ。88歳の女性が小学生に「しおり」をつくり送っているという話。
その女性はある会合で会った友人にしおりをあげたらしい、そのもっらた親から小学生にわたり、本にはさんで学校へもっていったらクラスの皆が「欲しい」ということになり、その話が製作した88歳の女性に伝わったという次第。
たしかに綺麗な絵が手書きされている、絵柄もいい、色もいい。これなら本を読む人なら欲しいと思うような「しおり」である。
小学生が「しおり」のよさがわかり欲しいといい、それを聞いた女性がその声にこたえようと、その後しおりをつくり送ったこと。
小学生は純粋に物事をみるから綺麗なもの、おためごかしで作ったものでないことを感じ取ったのだと思う。
そういう「しおり」を作った女性のすばらしさ。
そういう「しおり」を綺麗といって欲しがった子供たちの感性のよさ。
また、子供たちが欲しがっているという話を聞いて「しおり」を送っている女性のすばらしさ。
こういうきっかけを作り出すお手伝いができたらいいなぁ、このようなケースに関わったらケアマネはほんとに良かったと思う、のではないかと思う。

こんなきっかけ作りをぜひ作れるようなケアマネでありたいと。
それには感性を磨くこと、どこで何が契機になるかわからない、その一瞬のチャンス、めぐり合わせを見逃さない感性を。
小学生たちはその女性の老後の生きがいつくりに手を貸そうなどと思っていない、純粋に「しおり」がほしい、それを汲んだ女性の感性、そこに生きがいがあったという話。
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高齢市場の見通し

2007-07-11 11:28:56 | 経営
高齢市場の動向に関して直接、介護の分野ではなくその周辺にビジネスの可能性があると指摘する人がいる。
マーケティングなども同じ意見だろう。
以前、私も「元気商店」というコンセプトで介護ショップを位置づけ、展開してみた。
その当時、元気老人向けの商品が少ない、結局、普通の介護ショップに戻りましたが。
単に介護ショップを元気老人向けショップにするだけでは容易に展開ができないということ、やはり高齢市場はその市場に向けた商品の開発、仕掛け、事業計画をしないと事業として成り立たない。
ユニバーサルデザインも同じかもしれない、デザインの基本、考え方はYDなんだろうが、そこから何をデザインするか、工夫をしないと商品化に結びつかないだろうし、市場からの評価も得られないだろう。
福祉用具の拡大再生産は可能だろうか、大手製造業で福祉用具の生産に携わっている企業でも採算はどうなのだろうか、
開発費、人件費、販売経費、修繕費など無理な付け替えなどで見せかけ上、収支黒字ということは、

やはり、高齢市場で商売を考えるとさらなる工夫がいるようで、
市場規模と事業体の選択、事業規模とのつりあい、ターゲットの選択とアプローチ。
大企業がいいとはいえない、その市場にあった規模でないと事業展開に無理がしょうじるかもしれない、netがいいとは一概にいえない、地味な営業がふさわしいかもしれない、訪問販売がいいのか。
アンチエイジングという言葉に惑わされていないだろうか。
ターゲットは元気老人なのか、その家族なのか、遠隔地にいる家族なのか。
販売媒体は代理店制度か直販かnet販売かもしくは別の媒体を開発するか。
さまざまな要素を検討、工夫、さらに試してみる、変更する、などプロセスをえて、それで商売になるか。

高齢市場はこれから、といい続けて10年以上たつような気がするが、それはとりもなおさず高齢市場に向けた商売の手法が見つからないということ、はやくみつけたものの勝ちですね。
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