心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

奇跡

2019年10月01日 | 雑感・愚見

2015年、豪州シドニーの海岸で

カヤックを楽しんでいた21歳の青年がバランスを崩して海中に転落。


溺れる寸前に散歩中の61歳の男性によって

救助されたのですが、青年を助けた男性は、

青年が幼い頃に生き別れた実の父だったことが判明しました。


「別れてもお前のことは影からずっと見守っている。」

で、ずっと四六時中陰から見守っていたはずもないので、


現場をたまたま通りかかった人がいたことで

青年の命が助かった奇跡に留まらず、

助けてくれた人が生き別れた実の父親だったなんて

奇跡に奇跡の上乗せの確変状態。


「奇跡は自分で起こすものだ。」

なんて話もありますが、

このような奇跡は、自分では起こしようがありません。


パナソニックの創業者「松下幸之助」氏が、

最終面接で必ず聞いたのが「君は運が良いですか?」


そして、

運が悪いと答えた人は、どんなに成績や学歴が良くても

不採用としていたと言う話を聞いたことがあります。


運が良いと答えた人物は、

人に感謝する気持ちを持っている人であり、

過度に落ち込まないし、過度に自惚れもしない。


運が悪いと答えた人物は、

自分の努力に対して見合うだけの報酬を

得られていないと考えている人物であり、

責任を自分以外の所為だと考えがちな人物。


そして

成功は多くの人の助けによって

もたらされるものであるはずなのに、

自分の頑張りでと成功、成果を独占しがちな人物と

判断していたようです。


このような大胆な人物の判断基準が、

絶対的に正しいかどうかは分かりませんが、

(人物が会社にどれだけ貢献するのか、しないのか。)


松下氏が自身の人生経験から導き出した判断基準は、

採用試験だけに限らず、友人、ビジネスの取引、

恋人選びにおいても少しだけ参考に出来るかも知れません。

 

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