今回は、ちょっと凄い自然現象の映像を御紹介させて頂くことに。
この映像は2019年8月9日、南太平洋の真ん中、
トンガの近くの海を航行中の船から撮影されたもののようです。
海を埋め尽くしている正体は軽石で、
マンハッタンに匹敵する範囲で軽石群が浮かんでいて
撮影者は6~8時間もの航行中の間、
水面を見ることが無かったそうです。
この原因は、トンガ近くの海の海底火山の噴火によるもので
この軽石群は、半年から1年後に
オーストラリア沿岸に漂着するらしいとのことです。
軽石は、踵の角質落としの材料とか、コンクリートの材料とか
園芸用土に使われているので沢山の資源が流れつくのは
オーストラリアとしても有難いことなのだと思いますが、
あまりにも大量のために全部を回収に多くの日数がかかれば
色々とデメリットが発生するだろうし大変ですね。
過去には、重さ1兆トン、面積5800平方キロメートルと、
三重県やインドネシアのバリ島ほどの氷山が
海上を漂っていると船舶に注意を呼び掛けていましたが、
世界の洋上ではスケールの大きな出来事が起きているようです。