心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

須磨浦山上遊園

2020年03月20日 | 名所巡り(兵庫)

 

須磨寺の次に訪れたのは、

須磨寺から二つ先の須磨浦公園駅で

桜の名所としても知られていています。

ここを訪れるのは今回で二度目となります。

 

今回の訪問の目的は、前回の訪問時にスルーした

須磨浦公園の山上にある須磨浦山上遊園です。

 

山上遊園には子供達が楽しめる

ちょっとした遊園地があるのですが、

当然のことながら私の目的は遊園地ではなくて

山上の展望台からの景観が目的です。

 

山上の展望台には、徒歩でも向かうことが出来るのですが、

さすがに徒歩で向かう気になれる訳が無く

須磨浦公園のロープウエイで向かいます。

 

 

 

 

ロープウエイを利用する際に

係員に梅園と展望台が目的だと告げたら、

梅の花は殆ど落ちてしまっていることと、

今日は少し靄がかかっていて

景観には最高の天候ではないとのことでした。

 

「それじゃ、今回はやめておきます。」

となるかもしれないのにね。

自分達が不利になる情報も伝えてくれた正直さに感激です。

 

そして、現在は近くの市立の須磨離宮公園や須磨水族館は

新型コロナウイルスの影響で休館中とのことで、

この次に時間が有れば須磨水族館にと考えていたのですが、

無駄足にならずに助かりました。

 

 

 

須磨浦ロープウエイ

 

15分毎に運行されている小さなロープウエイは、

私と他2名の乗客を乗せて山上に向けて出発しました。

ここから先は、私にとって

足を踏み入れたことが無い未知の空間です。

 

 

 

 

ロープウエイは、かなり急な角度で登って行きます。

海の上にある施設は、須磨海づり公園です。

 

 

 

鉢伏山上駅

 

少しの乗車時間で山上駅に到着です。

ロープウェイは、ちょっと怖いけれども楽しい乗り物なので

もう少し乗っていたかったかな。

 

 

 

東部展望台

 

山上駅の近くにある一つ目の東部展望台。

 

係員が言っていたように靄がかかっていましたが、

海の向こうに見えるはずの大阪の岸和田や

和歌山の友が島が見えないだけで

街並みとか明石海峡大橋、淡路島は十分に見えました。

 

 

 

東部展望台の景観

 

 

 

 

東部展望台からの景観で十分な気もしますが、

せっかくなので一番高い所からの展望を見に行きます。

 

 

 

カーレーター

 

乗り心地の悪さが評判のカーレーター。

 

特に最初の出足の振動が

「ガタガタゴトゴト」の程度ではなくて

「ガンガンゴンゴン」と激しく乗り心地の悪さは評判通り。

 

交通機関と考えるのではなく

遊園地の乗り物として考えると、

これはこれで楽しかったりします。

 

 

 

 

最初の出足を過ぎると振動はある程度穏やかになって

勾配25°の急斜面をガタゴトと振動しながら登って行きます。

 

悪環境の中で大きく手振れすることなく

何とか撮影出来ました。

 

 

 

回転展望閣

 

回転展望閣の1階は、くつろぎスペース。

 

休憩所のような感じでしょうか。

2階は、レトロなゲーム機が置かれています。

3階は、写真の喫茶「コスモス」で床がゆっくりと回転して

座ったままで360°の景色が眺められます。

 

 

 

 

頂いたのはホットコーヒーとカレーライス。

 

さすがに珈琲はインスタントとは違って美味しく頂きましたが、

カレーは、業務用のルーをそのまま使用している感じで

個性に欠ける味というところでしょうか。

 

私が思うに業務用のカレールーは、

それぞれのお店が手を加えて

その店の個性を出しやすいルーとして調合されていて、

そのまま使用すると

物足りなさを感じてしまう味になるのだと思うのです。

 

回転展望閣の旨いカレーを食べるために

ロープウエイを使って山上までお客さんがやって来る。

そんなカレーがあると面白いのにね。

 

 

 

回転展望閣の屋上展望台

 

 

 

 

 

 

 

この展望台の景観は、海の向こう側に見える

関西国際空港や大阪の岸和田市や泉佐野市、

和歌山の友が島が見ることができたら、

かなりの高得点を叩き出していた可能性を感じさせます。

 

東部展望台と違いは、

展望台の高さも違いますが360°を見渡せます。

ここからの景観が兵庫県の景観ビューポイント150選の一つに

選ばれているようです。

 

 

 

 

海に突き出ているのが須磨海づり公園。

 

長く伸びるシェルターは、カーレーターの設備。

その下の六角形の屋上は東部展望台です。

回転展望閣の展望台との高さの違いが分かると思います。

 

カーレーターの輸送システムは、

1960年頃に日本で開発されたもので

設備が大がかりなうえに輸送力がリフトと大差なく、

さらに乗り心地が悪い、維持費がかかる等の問題点があったことで、

 

世界に普及どころか、この新輸送システムが設置されたのは

現在は廃止されたびわ湖バレイと

ここ須磨浦山上遊園の二か所だけのようです。

 

なので世界で唯一現存するカーレーターの乗車体験は、

とても貴重な体験をしたような気がしています。

景観をひとしきり楽しみ帰路に就きます。

 

 

 

 

カーレーターに乗車した後なので

帰りのロープウエイの乗り心地の良さを物足りなく感じる

おかしな感じになっていました。

 

今回の名所巡りで訪れたのは控えめの二か所だけです。

皆様、今回も私の趣味にお付き合い下さり

ありがとうございました。

 

 

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


投票ボタン

blogram投票ボタン