心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

在るべきものが

2020年03月23日 | 雑感・愚見

2013年 スペインで42階建ての高層ビルが完成したのですが、

そのビルの何処を見てもエレベーターが見当たりません。

見当たらないのも当然でエレベーターは設置されていませんでした。

 

この原因は、当初は20階建ての設計だったものを

42階に変更した際に設計を変えるのを忘れたためだそうです。

 

こんなの絶対に忘れてはいけないと言うよりも

エレベーターを設置し忘れることなんてあるんですね。

 

私は設計について何一つ知らないのであれなんですが、

このクラスの建築の設計になると

複数の人が設計に関わっているんじゃないのって思っていて、

なので誰かが気が付いても良いような気がするんですよね。

 

仮に設計者が一人だとしても建設開始前に

説明を受けるであろう施工主だとか、実際に建築する工務店の人達とか、

建物建築に関わる大勢の人の目をスルッとすり抜けたとはね。

 

設計変更で忘れていたと言う理由もあれですが、

それ以前に気になる点があるんですよね。

 

最初の設計が20階建ての建物なんですから

設計変更前からエレベーターは必要なんじゃないのって思うわけです。

 

日本の法律では基本的に高さが31m(7~9階)を超える建物には

エレベーターを設置することになっているようですが、

地方自治体によっては2階以上の建物に設置することを

条令で定めている場合もあるようです。

 

そして、法律がどうこうよりも

5階建てにもなるとエレベーターの有る無しで

上の階の入居契約の成約率はかなり変動すると思われるので、

賃貸経営者の観点から考えても4~5階建て以上の場合は、

エレベーター有りの建物が多いように思います。

 

私なんかエレベーター無しの4階の部屋が空いているとしても

「むむむ……。」となるんですがね。

 

スペインの人達がエレベーターのない建物の20階の部屋でも

気にしないで住むのだとすれば、それが何よりの驚きです。

世界と比べて日本は生活環境が恵まれすぎたことで

身体の強さがかなり低下しているってことなんでしょうか。

 

駅などに設置されているエスカレーターを使わず、

健康のためにとあえて階段を使う人がいるとようですが、

毎日20階を階段で昇り降り、時には買い物袋ぶら下げてですから

健康に良いどころか膝を壊しそう。

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


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