今日の新聞各社のWEBサイトに、「任天堂、3DS値下げ」という記事がUpされている。
値下げ理由の一つに、この春鳴り物入りで発売した「3DS」の不振があるようだ。
この記事を読んでフッと思ったことがある。
それは、「3Dテレビ」のことだ。
先週末までは、「地デジ対応は大丈夫ですか?」という、「地デジ」駆け込み需要を見込んだ家電量販店の折込チラシが目立っていた。
そして、その主流となっていたのは「3Dテレビ」ではなく、これまでの「薄型テレビ」だった。
もちろん、「3Dテレビ」もキチンと掲載されているのだが、そのスペースよりもこれまでの「薄型テレビ」の方が大きく扱われていた。
家電量販店側としては、「地デジ化を進め、その後3Dテレビなどへグレードアップ」というコトを考え、本格的にはこの冬のボーナス時期を見込んでいるのかもしれない。
だが、今年春までの「エコポイント制度」で昨年11月までに、相当の家庭が地デジ対応の薄型テレビを購入してしまっている。
現在3Dテレビの主流となっているサイズは、どちらかといえば、リビングなど「家族が集まる場所向き」なのでは?
とすれば、「エコポイント制度」との兼ね合いから考えれば、そう簡単に「3Dテレビ」への買い替え需要は期待できないような気がする。
何より今現在、一般的放送で3D番組は無いのでは?
むしろ、地デジの特性を活かした「データ放送」に力を入れているのではないだろうか?
その「データ放送」にしても、始まった当初は「テレビを見ながら、買い物が出来る」と言われたりしたが、どれだけの人が「データ放送」利用しながら、買い物をしているのかは疑問なトコロがある。
何となくだが、テレビの視聴スタイルそのものは大きく変わってはいないように感じるのだが、違うのだろうか?
むしろ、「テレビ離れ」というコトのほうが、今のテレビ局各社の悩みのタネとなっているような気がしている。
そして「3Dテレビ」だが、もしかしたら「ゲーム」という視点で考えると、そのメリットは大きいのかもしれない。
任天堂の「3DS」は不振だったが、それは「ゲーム機」という画面の小ささなども、影響しているのではないだろうか?
というのも、「3D」が人気となったキッカケは、映画だったからだ。
ある程度の大きな画面で見る臨場感や迫力などが3Dの醍醐味なのでは?
3Dという新しいテレビ技術は、これからの生活を豊かにするかもしれない。
だが、今はまだその技術が生活の中で活躍する場所が無いように感じる。
ただ、もし「Wii」のような「家族で楽しむ」というゲームコンテンツに、3Dが加われば、もっと楽しさが実感できるようになる可能性はあるように思う。
値下げ理由の一つに、この春鳴り物入りで発売した「3DS」の不振があるようだ。
この記事を読んでフッと思ったことがある。
それは、「3Dテレビ」のことだ。
先週末までは、「地デジ対応は大丈夫ですか?」という、「地デジ」駆け込み需要を見込んだ家電量販店の折込チラシが目立っていた。
そして、その主流となっていたのは「3Dテレビ」ではなく、これまでの「薄型テレビ」だった。
もちろん、「3Dテレビ」もキチンと掲載されているのだが、そのスペースよりもこれまでの「薄型テレビ」の方が大きく扱われていた。
家電量販店側としては、「地デジ化を進め、その後3Dテレビなどへグレードアップ」というコトを考え、本格的にはこの冬のボーナス時期を見込んでいるのかもしれない。
だが、今年春までの「エコポイント制度」で昨年11月までに、相当の家庭が地デジ対応の薄型テレビを購入してしまっている。
現在3Dテレビの主流となっているサイズは、どちらかといえば、リビングなど「家族が集まる場所向き」なのでは?
とすれば、「エコポイント制度」との兼ね合いから考えれば、そう簡単に「3Dテレビ」への買い替え需要は期待できないような気がする。
何より今現在、一般的放送で3D番組は無いのでは?
むしろ、地デジの特性を活かした「データ放送」に力を入れているのではないだろうか?
その「データ放送」にしても、始まった当初は「テレビを見ながら、買い物が出来る」と言われたりしたが、どれだけの人が「データ放送」利用しながら、買い物をしているのかは疑問なトコロがある。
何となくだが、テレビの視聴スタイルそのものは大きく変わってはいないように感じるのだが、違うのだろうか?
むしろ、「テレビ離れ」というコトのほうが、今のテレビ局各社の悩みのタネとなっているような気がしている。
そして「3Dテレビ」だが、もしかしたら「ゲーム」という視点で考えると、そのメリットは大きいのかもしれない。
任天堂の「3DS」は不振だったが、それは「ゲーム機」という画面の小ささなども、影響しているのではないだろうか?
というのも、「3D」が人気となったキッカケは、映画だったからだ。
ある程度の大きな画面で見る臨場感や迫力などが3Dの醍醐味なのでは?
3Dという新しいテレビ技術は、これからの生活を豊かにするかもしれない。
だが、今はまだその技術が生活の中で活躍する場所が無いように感じる。
ただ、もし「Wii」のような「家族で楽しむ」というゲームコンテンツに、3Dが加われば、もっと楽しさが実感できるようになる可能性はあるように思う。